「ブルーロック」。人気ありますね。その漫画を読むかどうかの基準は、まず直感で「絵が上手で、それが自分にとって受け入れやすいものか」という観点で判断しています。もちろん、自称・電子書籍リーダーおたくなので、昨年の年末セールにて、バッチリ50%ポイント還元で現在までの全巻揃えたわけですが、読み進めていくと、中々面白い。別にサッカーが好きじゃない人でも面白さは十二分に届くのでは。と思いました。(自分はサッカーとか人がやることにあまり興味がない人なので)
そこで、なんですが、おじさんの年齢になってからですが、単に「おもろいやんけ!これ!」というだけでなく、「なんで面白いって感じるんだろう..?」ということを無意識に考えつつ、それを少しまとめてみました。
ブルーロック、まだ読んでないけど、人気あるみたいやけど、そんなんあんまお金余裕ないし、買うの迷ってるわあーっていう人の参考になればと思っています。
キャラクターが濃い
まず、一番最初にもってきたい項目が「キャラクターが濃い」です。ブルーロックの主人公は「潔 世一(いさぎ よいち」ですが(名前もいさぎええな)、彼のイメージはどちらかという、ごく普通です。
なんか、最近の漫画?例えば、呪術廻戦とかも人気投票では主人公が一位ではない傾向がありますね。ドラゴンボール世代としては、やっぱりカカロットが一番でしたが。
とかく、普通にサッカーが上手な高校生が ブルーロック という監獄にて、世界一のストライカーを養成するための収集を受けるのですが(この辺まではネタバレしてもええやろ。無料で読める箇所やし)そこで同じ、世界一のストライカーを目指すライバル達と切磋琢磨するのですが、まあ、そのキャラクターの個性が強いこと。確かに「こいつはわき役やろ」みたいな目立たないキャラもいるのですが、それはごく少数です。
多分、勝手な憶測ですが、作者は世界一のストライカーを目指す選手なのだから、各個人がそれに見合うようなキャラクターでないといけない。というこだわりというか伝えたいものがあるのかな。と思いました。それほど、強烈です。
なので、自分は人の名前は結構覚えられない人ですが、凪とか、ばちらとか、レオとか、リンとか、馬狼とか、アイクとか、なんか名前、覚えれるんですね。おじさんが。そして、各個人にちゃんと特化したスキルがあって、各個人が本当に主人公になっても描けそうなぐらいです。
実際に、凪(なぎ)はEPISODE凪という別エピソードを描かれています。他のキャラクターも枝分かれで描いても売れるんじゃなかろうか。と思いました。
なので、まずはブルーロックの面白さとして、キャラクターの濃さがあります。
なんせパッションが凄すぎ(狂気)
「世界一のストライカーを日本から排出する」という目標は並大抵のことではないのは、ド素人の自分でもわかります。が、ブルーロックではまさにそれを目指すのですから、それはそれは熱っちいです。
世界一のストライカーは、当たり前ですが世界に一人なわけで、もち、自分が一番でないといけない。そのためには「喰うか、喰われるか」というのが常であります。
夢を叶えるためには、時に冷酷になることが必要で、得に若い世代の方で正に今、夢を追いかけている人なら伝わるものがあると思います。(特にサッカーを同じサッカーをしているのであれば尚更ささりそう)
自分も10代後半から20代の時を思い起こさせるものがあって、夢を叶えるための各所の読み手に伝わるメッセージは面白いなあと感じた一つの要素です。
キャプテン翼まではいかないけど、近いものはある
おじさん世代で言わせてもらうと、キャプテン翼に似た所はあります。ストーリーではないですよ。シュートとか、ドリブルとか、描き方、表現の仕方ですね。あり得へんねんけど、究極いくとワンチャンあるのかな、ぐらいな所。その加減がいい。(キャプテン翼なんて、もうシュート打ったらゴールネット突き破ってたからw)。
漫画の描き方として、めっちゃフツーのサッカーだったら、面白くないわけで、このブルーロックの凄いところは、内面を映し出した描き方をしているという所。精神状態がドリブルやシュートやパス、守備や動きに表現されていて、本当にトッププレイヤーたちはこんなやりとりしてんちゃうんかな、こんな見え方してるんちゃうんかな、と感じてしまう面白さがありました。
ストーリー性
これは、もうストーリーが面白くない本は読みませんね。当然、面白いです。何が面白いのか、というと、ストーリーはいたってシンプル。「世界一のストライカーを日本から排出すること」それのみです。すでに述べましたが、舞台は「ブルーロック」という監獄です。
「そんな限られたエリアでどれだけのものを描くことができるのかなあ?」と思っていましたが、冒頭にあげたキャラクターの濃さとつながっていて、さっきまで大きな敵として戦っていた選手とも、次の試合では同じ仲間として戦っていたりするんですね。
で、次はまた敵チームとして戦うこともある。キャラクターが濃い分、「えーこんな強い奴と次一緒のチームでまさか仲間になって戦うん?絶対勝つやん、えっでも、また強そうなん出てきたな..どーなんねやろ」みたいな感じで、読み手のワクワク感を刺激するのが上手なストーリーです。
最後に
「ブルーロック」の面白さについて、少し考えてみました。現在は22巻が最新です。物理本で購入すると、結構な値段にはなると思いますが、迷っている方は数冊買ってみて、続きを購入するかどうか考えてみてもよいのかも。
え?どう買うのが一番お得なのって?そりゃあ、電子書籍でですね、DMMブックスのセールを待つのが良いと思います。50%ポイント還元なので、半分購入して、もう半分はポイントで買っちゃうのもありです。電子書籍リーダー端末はDMMブックスを利用する場合は、 Boox 製品がオススメです。
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