こんにちは。ふわふわしょうちゃんです。
BooxNoteAirが届いてから、数日経ちました。
速攻レビューとして、実際に使用してみて、良い部分、気になった部分などをお伝えできればと思います。
ちなみに僕は、同シリーズのBooxNova2も使用した経験もあるので、それと比較した感想も書きますね。
※(2022/12/18日現在)最新機種は Boox Note Air2 Plus になります。
商品名: BooxNoteAir
BooxNoteAir公式サイト
レビュー点数
レビュー点数: ★5つ
現状、気になる点を考慮しても、自分にとっては大満足の5点になります。逆に荒探しをする方が難しかったです。
外装デザインもオシャレで品質が良く、KindleOASISでは、7インチで持ち運びが容易な分、アルミニウムは片手で滑りやすかったですが、BooxNoteAirは10.3インチで大画面なので、そもそも片手で持つというより、スタンドなどに乗せて使用する方が多いです。
なので、高級感が出て所有欲を満たしてくれるベクトルの方が大きいです。触った感触も、とても良いですね。
では、詳細を見ていきましょう。
結論:ONYX Booxシリーズではベストバイ
まず、結論としては、現状のONYX Booxシリーズの中ではベストバイなのではないか。と感じています。
繰り返しますが、Booxシリーズの中で、ここまでデザインに凝っているのは他にありません。
他の機種は、KindlePaperwhiteのような感じのデザインです。
それと、Nova2で、レスポンスの悪さが時折ありましたが、それも感じさせず、快適に使用できます。
もちろん、電子書籍ファイルを一括で管理できます。
固定レイアウトのPDFなども10.3インチなので、快適に読めます。
片手で手軽に。という用途とは別ですが、基本的にこれ一台あればOK!と言えます。
最後に価格ですが、多分、現状は公式サイトからの購入しかできないと思います。
カバーと保護フィルムとスタイラスペンも全て含めて、$479.99(約5万円)に抑えたのはコスパがとても良いと思いました。
良かった点
以下、良かった点です。
- かなり薄く、アルミニウム外装で高級感がでて、所有欲を満たしてくれる
- 処理モード「ノーマルモード」でも快適に使用できる
- ノート機能も完璧
- Kindleアプリも不満がなくなった
- インターネットブラウザも新聞感覚で実用的になった
では、一つ一つ見ていきましょう。
かなり薄く、アルミニウム外装で高級感がでて、所有欲を満たしてくれる。
薄い。薄いです。w
トレンドっぽく、アルミニウムで触り心地も、とても良いです。
片手で長時間持つのは難しいですが、別途スタンドを購入して、使用することが僕のオススメです。
こんな感じ。
スタイラスペンも横に磁石として引っ付けられるので、作業する時に、サッとペンを持って、すぐに作業に取り掛かれます。
ストレスがなく、集中できるので良い感じです。
処理モード「ノーマルモード」でも快適に使用できる。
Booxには、快適に動作させるために、「処理モード」が搭載されています。
処理モードを早く設定すれば、その反動でページ切替時に残像が出てしまう可能性と、引換になります。
僕は、以前、BooxNova2を使用していましたが、ノーマルモードでは、ページ切替が重い場合が多々あり、A2モードというモードで、動作優先で使用していました。
ですが、BooxNoteAirを使用してみると、デフォルトのノーマルモードでサクサク動くので、処理モードを早くする必要がなかったことが非常に嬉しかったです。
ですので、ページ切替時に、ディスプレイに残像が残ったりすることも、ありません。
もっと早く動かしたい人には、A2モードを試してみるのも良いと思います。
ノート機能も完璧
ノート機能も、更に完璧になりました。
BooxNova2でも、非常にノート機能が使いやすく、僕は当初、電子書籍リーダーとしてだけ使用するつもりでした。
ですが、アウトプットのための道具として、ノート機能を試した所、一番ノート機能が気に入ってしまった経緯があります。
Nova2の欠点としては、ペンを走らせてから、レスポンスが遅い場合が時々ありましたので、それが少し残念でした。
ですが、NoteAirに切り替えてからは、今の所、ガシガシ書いても、反応が鈍くなったことはありません。非常に快適です。
ただ、一点だけ。今回、Booxはスタイラスペンも、より良いものとして進化したのですが、ペンの先が非常に細く、その書き心地は、「高級な筆ペン」のような感覚になります。
Nova2の場合は、「ペン、または、鉛筆」のような感じ。
これは、好みに分かれると思います。
僕は、ぶっちゃけ、Nova2の方がガシガシ書くには気持ちよかったです。
ガジェットは、気楽に気にせず使いたいものですが、高級感が感覚的に伝わるので、集中して書きたいのに、気を持って行かれる感じになるんですよね。
まだ、使用期間が短いので慣れないのもあると思いますが、参考になれば。
また、ノートの機能に「レイヤー」という概念が追加され、デザインを手掛ける人は、とても良いと思います。僕は使用しませんが。w
Kindleアプリも不満がなくなった
僕が、Nova2を使用していた時に一番不満だった「Kindleアプリ」。
その経緯はコチラ。
-
ONYX BOOX Nova2 レビュー【主にKindle比較】
続きを見る
なぜか、KindleアプリをBooxNoteAirで使用してみると、ページ切替が「パっパっ」と、スムーズに切り替わってくれるじゃないですか!
これは、非常に嬉しかったです。
Nova2の時でも、設定で上手く回避できたのかもしれませんが、Nova2の方は、ページの切り替え時に本をめくるような、アニメーションが0.5秒ぐらい入っていたんですよね。
「それなら、Kindleで読んだ方がええわ。」と思っていたのですが、今回はその不満もなくなりました。
どうもありがとう。
インターネットブラウザも新聞感覚で実用的になった。
レスポンスが早くなったことで、ブラウジングも、E-Inkでかなり実用的になりました。
そりゃ、スペックの高いPCや、iPadのようなタブレットに比べれば、 E-Inkはレスポンスでは、太刀打ちできません。
でも、見れない程じゃなくなりましたよ。
実際、新聞感覚で、僕は使用しています。
目が疲れないので、新鮮でとても良い感じです。
気になる点
さて、次は気になる点です。
- 初期設定など、各設定は初心者にとってはネック
- 容量32GBは少なく感じる
- KindleOASISの物理ボタンが欲しくなった
詳細を見ていきましょう。
初期設定など、各設定は初心者にとってはネック
特に、初めて電子書籍リーダーを触る方は、最初の初期設定で四苦八苦しそうです。
これは、完全にデメリットになるかなあ。と感じています。
Kindleの場合、ナビゲートで言語などの選択をした後は、完全にAmazonのプラットフォームに飲み込まれるので、OSもシンプルです。
電子ファイルはMobiファイルしか対応していないので、Amazonで電子書籍を書う。ということに縛られます。
でも、電子書籍リーダーが初めてでも、迷うことがないくらい、簡単に操作できるのが良いですよね。
その反面、Booxシリーズは、Android端末なので、日本語には対応していますが、GooglePlayを使えるようにしたり、キーボードを別途インストールしたり、Kindleアプリをインストールしたり、など、やれることが多いので、その反面、設定も多いです。
BooxNoteAir初期設定の解説はコチラ。
-
BooxNoteAirキター!!【開封と初期設定】
続きを見る
ですが、電子書籍を、どのストアで購入しても、一括で管理できるのは、大きなメリットですよね。
この辺りをどう判断するのかで、購入する選択は分かれそうです。
僕は、今や完全にBooxになってますね。BooxNoteAirは本当に良いです。
容量32GBは少なく感じる
購入する段階では、「32GBでも、全然足りるわ」と思っていたのですが、少し落とし穴がありました。システム容量を結構食います。
数十冊程度の本を入れた状態で、残り容量を確認すると、すでに32GB中、22GB使用していました。
すでに、残り10GBぐらいしか空がありません。
漫画などを読む人は確実に足りませんよね。
ですが、電源差し込みタイプがTYPE-Cなので、これに対応した拡張ソケットがあれば、microSDで拡張ができます。
でも、できれば拡張したくないですよね。
ここは、多少値段が上がっても、カスタムできるようにするか、次は、最低64GBぐらいにはしてもらいたいと思いました。
KindleOASISの物理ボタンが欲しくなった
厳密に言うと、気になるではなく、次回希望に近いのですが、KindleOASISに搭載されている「物理ボタン」があれば、更に最高だと思いました。
形だけみれば、BooxNoteAirは左ベゼルだけ広くなって、持ちやすくなり、KindleOASISに外観が似てます。
いっそのこと、物理ボタンを付けてほしかった。あれ、使いやすいんですよね。
ページめくりに毎回タップするより、ポチポチ押してめくっていく方が、手に馴染みやすいというか、体制ポジションが安定しますから。
タップする時は、かならず指の動作が必要ですが、物理ボタンの上に予め指を置いておけば、より快適にページをめくれます。
BooxNoteAir2には、期待したいです。
最後に
最後にも書きますが、BooxNoteAirは、本当に良い電子書籍リーダーだと思います。もちろん、用途にもよりますが。
持ち運びも可能ですが、常に携帯するのには、10.3インチは少し大きいですよね。
僕が、今回、BooxNoteAirを購入しての一番の変化は「全ての本を電子書籍にしよう」と決断できたことです。
メルカリで既に、ほぼ全ての本を出品して、BooxNoteAir本体価格ぐらいは回収できたんじゃないかと思います。
で、本当に必要だと感じた本は、再度、電子書籍で購入しようと考えています。
結果的に、部屋のスペースも空きましたし、費用も回収でき、一石二鳥でした。
現在でも電子書籍リーダーとしての地位はBooxシリーズは、Kindleに及ばないですが、検討するには十分すぎる程、品質が良く、オススメの電子書籍リーダーです。