こんにちは。ふわふわしょうちゃんです。
僕は、電子書籍リーダーが好きで、よく使用しています。
その中で、約1か月前に購入した「ONYX BOOX Nova2」が非常に優秀で、そのレビューと長年愛用してきたKindleとの使用比較などをお伝えできればと思います。
目次
レビュー商品名: ONXY BooxNova2
https://www.boox.com/boox-nova2/
定価価格 39,800円
レビュー点数
結論として、早速BooxNova2のレビュー点数を付けたいと思います。
レビュー点数: 星4つ
1か月間使用してきて、おおむね満足です。値段の割に機能はたくさんあるし、品質もいい。かなりオススメです。
1点マイナスの原因は、時折、動作が重い場合があることと、Kindleアプリのページめくりの仕様が気になるぐらいです。
(この値段で、完璧な動作を求めるのは無理がありますが・・)
以下、実際に使用した感想を述べていきます。
購入目的は大きなサイズでの読書
僕は、KindeOASISを長年愛用しています。
ですが、現行モデルが7インチですので、PDFなどの書籍が読みにくいです。
「PDFでも、快適に読める電子書籍リーダーが欲しい。」
ということで、色々と調査した結果、行き着いたのがBooxNova2でした。
画面サイズは7.8インチ。0.8違うだけでも印象は違います。
目的の結果としては、「PDF、まあ読めるかな」ぐらいの感じです。
本当は、もう少し大きなサイズが良いのかなという感想です。
実際に使ってみなければわかりませんね。
でも、良い発見もたくさんありました。
重さは275gで軽く、女性の方には少し7.8インチを片手で持つのは難しいかもしれませんが、僕の場合、丁度片手で持てる大きさになっています。
「手軽に持ち運べ、片手で持てる、最大限の画面の広さ」
という設計のこだわりがヒシヒシと伝わってきました。
そこは素直に「凄いな」と感じています。
片手で持ってみた画像です。
「手軽に持ち運び、かつ、できるだけ大きな画面で」という電子書籍リーダーを求めている人には、BooxNova2はピッタリだと思います。
本当は新型Kindleを待ってた
正直、僕は、KindleOASIS信者です。なので、本当は新型のKindleOASISを待っていました。
が、2020年の現時点(10/8)では、発売されず。
現行のKindleOASISはAPPLEの影響か知りませんが、高級感押しできていて、片手では持ちにくいんですよね。
特に、寝ながらだとスベる。変に力が入り、寝る前に読むと肩が凝ります。
カバーで対処しようとしたのですが、それだと重い。
残念ですが、メルカリに出品しました。
で、次の新型KindleOASISに期待していたわけですが、今年はなぜか8月を過ぎても、コロナの影響なのか、発売されない。
むむむ・・となってたわけですね。
BooxNova2を購入した今でも、相当クリエイティビティな進化があれば、OASISは購入するとは思います。
ですが、高級感押しの路線が変わらなければ、見送りになると思います。
電子書籍の事を色々と調べていく内に分かったのは、Kindleの対応ファイルがmobiファイルだけ。というのは完全にデメリットです。
Amazonだけで電子書籍を買って、読む分には申し分はないのですが、例えば、オライリーとか、別の電子書籍ストアで購入するとmobiファイルに変換する必要があり、とても手間になっていました。
電子書籍市場を独占したい気持ちはわかりますけど、Amazonが顧客第一を謳うわりには、ユーザー目線としては、どうなのかなあ、という感想です。
BooxNova2にはAndroidOSが入っているので、Googleストアなどが使用できます。
Googleストアから、AmazonKindleアプリをインストールすれば、今までKindleで購入した電子書籍も読めます。
また、他の電子書籍ストアで購入したものも、簡単に転送ができる仕組みが備わっています。
正直、ユーザビリティーの観点では、BooxNova2に軍配が上がります。
BooxNova2購入後にやるべきこと
ただ、BooxNova2は、どんな電子書籍にも対応できるという、反面、初期設定がKindleに比べると複雑です。
これは下記の動画で上手く解説されているので、参考にしてもらえば良いと思います。
参考になるBooxNova2解説動画
BooxNova2購入後のやることリストです。
- GooglePlayストアを使用できるようにセットアップ
- 日本語入力を可能にするために、「Gboard」のインストール
- AmazonKindleアプリインストール
繰り返しますが、BooxNova2にはKindleよりもやれる事が多いので、それと比例して、Kindleよりも複雑です。
シンプルイズベストという意味ではKindleが上ですね。
Kindleアプリのページめくりがストレス
※この項目は、Kindleアプリの問題だと思うので、BooxNova2のレビューとは少し違うかもしれません。
でも、言いたいので書きます。
僕は、Kindleアプリのページめくりが一番ストレスでした。
なぜかというと、Kindle本体で本のページをめくると、切替時にアニメーションがなく、「パッパッ」と切り替わります。
ですが、Kindleアプリでページめくりをすると、軽いアニメーションが入り、体感、約0.5秒ぐらいかな。少しだけ切替が遅れます。
この状態が1ページ1ページ続くと、結構イラつきます。
※多分、僕がせっかちだからかも。
恐らくはKindleアプリの仕様だと思います。(設定を見ても項目がない。知ってる人教えて!)
気にならない人もいるかと思いますが、僕は長年Kindleを使用してたので、今回一番気になりました。
ちなみにKindle以外の電子書籍はめっちゃ快適です。
これ、もし、Amazon側がKindle本体を購入させる施策だとしたら、大分、信頼減りますね。
BooxNova2のノート機能が最高
正直、ノート機能とか、「全然興味ないわ」って思ってましたw。
BooxNova2には、スタイラスペンが付属しています。
せっかくペンもあるし、テキトーに何か書いてみようか、と思い、少し使ってみた所、めちゃくちゃ使いやすい。
かなりオススメです。もう、ノートいらないと思います。本当に紙に書いてる感覚になります。
また、ノートのデータをクラウドに保存できるサービスがあるのも、良いです。
ただ、少し欠点もあって、書いている時にスムーズに書ける時と、書けない時があるという所ですね。
こちらとしては、ペンを走らせれば、常に書けるという期待がありますが、大体8:2ぐらいの比率でレスポンスが悪い。
なので、一歩リズムに遅れて描画されるのが気になります。
書くことはアイデアのアウトプットで、直観でペンを走らせるのですから、レスポンスが悪いのが気になってしまうと、頭のアウトプットが途切れてしまう可能性があります。
まあ、それを差し置いても、ノートはいらないと思えるほど、便利で、僕は今後アウトプットするのに手放せません。
BooxNoteAirが待ち遠しい
BooxNova2を購入して、僕はBooxシリーズのファンになりつつあります。
多少、気になる所はありますが、どんな電子書籍も一括で読める所とノート機能は群を抜いて便利です。
BooxNova2は2020年5月に発売されたばかりですが、9月に新たな「BooxNoteAir」が発売されることを知り、面食らいました。
えっと、結論としては、早速、ポチりましたw
BooxNoteAirは、更にノート機能が上がって(お前そこまで使えへんやん)動作スペックも向上しているので、レスポンスの速さも体感したいと思っています。
ちなみに価格は479.99ドル。日本円で約51,000円。
パッと値段だけだと高く思いますが、スペックの詳細などを確認するとコスパが凄いです。
予算に合わせて検討してみる価値はあると思います。
画面も10.3インチでPDFも確実に読める。僕が求めていたガジェットだと、胸高なる思いです。
BooxNoteAirサイト
※予約販売SoldOutのようです・・(10月7日現在)
追記: 品薄は変わりないようですが、販売再開されたみたいです。気になる方はサイトチェックしてみましょう。
また、BooxNoteAirのレビュー記事も書きますね。
まとめ
僕はBooxシリーズの存在を最近知りました。
実際、Kindleよりも断然マイナーだろうし、これから魅力的な商品を打ち出すことで、段々と認知度が上がってくるのかな、と思います。
BooxNova2は価格(39,800円)もリーズナブルで、とても良い品質の商品だと思います。以下、リストでまとめます。
- 一つの端末で全ての電子書籍を管理することができる
- Kindleよりもやれる事が多い。デメリットとしてはその分少し複雑
- ノート機能が想像以上に便利。E-inkなので長時間でも目に疲れがない
- 「手軽に持ち運べ、片手で持てる、最大限の画面の広さ」を求めるなら、完全に買い
- スペックも価格にしては、リーズナブル。コスパが良い
他、最新のKindleOASISと同様に、寒暖色にも対応してますし、容量も32GBあります。
十分快適に使用できる端末です。
BooxNova2はとてもオススメできる商品です。インプット、アウトプット共に捗ってます。