サーバー 環境構築

【CentOS8】VirtualBox仮想マシンの作成と設定

※本サイトはPR表記を含みます。

 

こんにちは。ふわふわしょうちゃんです。

 

前回、初学者がLinuxの勉強をするために、環境構築として、VirtualBoxのインストール手順を示しました。

Virtualboxインストール手順【Windows10】

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本記事では、CentOS8イメージのダウンロードと、VirtualBoxの仮想マシンの作成と設定をまとめます。

一気に、CentOSを操作できる所までできればと思っていたのですが、記事が長くなり過ぎてしまうので、記事を分けてお送りします。

 

前提条件

VirtualBox6をインストール済み

 

CentOSとは?

CentOSとは、Linuxディストリビューションと呼ばれる、一つのOSで、主にRHEL(Red Hat Enterprise Linux)に属するOSになります。

 

「ようわからんわ!」

 

という声が聞こえてきそうですが、ややこしければ、単純に「CentOS=Linux」という理解で大丈夫です。

RedHat系とかDebian系とか、Linuxには色々なOSがあります。時間のある方は、面白いので、深堀りしてみるのもアリですよ。

 

ここでは、あくまでも初学者がLinuxを勉強するための、環境構築に絞ります。

「なぜ、CentoOSなのか?」ですが、

  • AmazonLinux2と、さほど違和感がない
  • RedHat系の方がサーバーOSとしては主流
  • CentOSは、僕が一番馴染みが深いから

という理由があります。特に、AWSは今後も需要が高いので、AmazonLinux2と、さほど違和感なく操作できることが一番大きなメリットです。

 

では、やっていきましょう。

 

CentOS8をダウンロード

CentOS8.2をダウンロードします。

理研

http://ftp.riken.jp/Linux/centos/8.2.2004/isos/x86_64/

 

リンク先は、以下の画面になります。

赤枠のCentOS8イメージのリンクをクリックし、ダウンロードしてください。

容量は7.7GBなので、中々重いです。

ダウンロードしたイメージは、VirtualBox内でOSイメージをマウントするために使います。

マウントとは、インストールDVDを使用できるように取り付けるイメージです。

 

VirtualBoxの仮想マシンの作成

VirtualBoxを起動します。

「新規」をクリックします。

 

仮想マシンの作成です。

画像の様に、設定してください。

名前: CentOS-8.2-2004

マシンフォルダー: VirtualBox VMs

タイプ: Linux

バージョン: Red Hat(64bit)

 

次は、メモリサイズです。

僕はメモリに余裕があるので、4GBにしました。PC自体のメモリが少ない方は2GBでも良いと思います。

 

次は、仮想ハードディスクです。

デフォルトのままで良いです。「仮想ハードディスクを作成する」で、容量は8GBにしました。

ここもPCに余裕のある人は、任意に変更してもらってかまいません。

設定後、「作成」ボタンをクリックします。

 

ハードディスクのファイルタイプです。

ここも、デフォルトのVDI(VirtualBox Disk Image)でOKです。

 

物理ハードディスクにあるストレージ

使用した分だけ物理ディスクを消費する、「可変サイズ」でよいです。

「次へ」を選択します。

 

最後にファイルの場所とサイズの確認です。

デフォルトで問題ないと思います。「作成」ボタンを押してください。

 

作成後、以下の画面の様に仮想環境が出来上がります。

次は、仮想マシンの設定です。

 

仮想マシンの設定

今の状態で、仮想マシンを起動しても、「何を起動したらよいのか」が、わかりません。

なので、先ほど、ダウンロードしたCentOSイメージを仮想ドライブへマウントします。

「設定」をクリックします。

「光学ドライブの追加」のアイコンをクリックしてください。

 

光学ディスク選択画面です。

「追加」をクリックしてください。

ファイルを選択し、「開く」をクリックします。

 

以下、CentOS8イメージが追加されます。

イメージファイルが選択されていることを確認したら、「選択」ボタンをクリックします。

 

「コントローラーIDE」のエリアに、CentOSのイメージファイルが追加されます。

これで、仮想ディスクドライブ上に、CentOSインストールDVDをセットしたことになります

 

次は、仮想マシンのネットワークの設定です。

「ブリッジアダプター」を選択してください。ブリッジアダプターにすることで、VirtualBoxのネットワークインターフェースを作成し、通信できるようにします。

 

以上で、VirtualBoxの仮想マシンセットアップが完了です。

 

最後に

仮想マシンの設定は、他のイメージをマウントする時でも有効です。(例えば、Win10のイメージがあれば、同じようにディスク容量や、メモリサイズなどを割り当てて、起動させるなど。)

次回は、CentOS8のインストールと、初期ログインまでを解説します!

 

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