こんにちは。ふわふわしょうちゃんです。
以前の記事で、「習慣が10割」という本のレビューを行いました。
その中で、目標や夢を達成するために、習慣によって、環境などの変化する過程が、自分が経験した、ストリートダンサー時代と、合致していることが多くありました。
忘れないよう、記事に残します。何か参考になれば幸いです。
目次
「習慣が10割」レビュー記事
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習慣が10割【書評レビュー】
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ダンスをやり始めたキッカケは「なんとなく」
当時、16歳の僕は、なんとなく、軽音楽部に入ろうと思っていました。学生時代は、何かクラブに入っていた方も多いと思います。
ただ、軽音楽部に入るのも、強制ではなく、入ろうとは思っているけども、何か行動できない自分がいました。
そんなこんなで日々が過ぎ、ある日、友達に「何もやっていないんやったら、一緒にダンスしようや」と誘いを受けました。
僕は、確かに何もやっていないから、なんとなく「うん」と流されるままに返事していたことを覚えています。
それから、ダンスの練習などを始めてみましたが、特に楽しくもありません。
「何もやっていないよりマシか。」程度です。
すでに軽音楽部への思いも消えていました。本当に中身のない子供だなーと思います。
当時、第一線で活躍するダンサーに刺激を受ける(ロールモデル)
友達と遊ぶことは、楽しかったので、しばらくダンスを続けていました。いつ飽きて終わるかわからない状態ですね。
ある日、友達がダンスのビデオを貸してくれました。
最初は、ボーっと見ていたのですが、暇なので、毎日繰り返し、なんとなく見ていると、だんだんと、ダンスの上手い・下手がわかるようになってきました。
その中で、ひときわ輝く人がいました。
ダンスから、何かアツさのようなものを感じ、「なんとなく精神」の僕の心に刺激を与えてくれました。
純粋に「こんな風になりたい!」と思いました。子供は純粋ですね。
それから、今でいう、「積み上げ」の日々が始まります。
少なくとも、最低毎日1時間は練習することに決めた(積み上げ)
ロールモデルの人物が現れてから、目標が決まりました。
それは「第一線で活躍するトップダンサーと肩を並べる」という目標です。
はっきり言葉として決めていたわけではないですが、「必ず、最低毎日1時間は練習しよう」と心が決めていました。
要は努力の継続・積み上げですね。
それから、半年、一年と過ぎていき、気が付けば、周り友達は、僕のことを、「ダンサー」という認識をするようになってくれました。
「自分には何かあるんだ」という、小さな自信みたいなものが、芽生えた時です。
周りからの評価で、自分の存在意義や、自信などもついていくと感じています。
なので、どんなことも、周りの認知がなければ、努力の継続や積み上げは非常に辛い期間です。
3~4年の2年間は伸び悩む(ここで挫折するが多い)
毎日、努力の積み上げをしていても、上達を常に感じれるものでは、ありません。
これは、プログラミングや、勉強、ビジネスにおいても共通だと思います。
なので、この辺りで「挫折する人」が、たくさん発生します。
現に、僕の周りの人達は皆、ダンスを辞めていきました。
「辞める」という明確な定義はないのですが、練習にこなくなったり、一緒にいなくなったり。ということです。
ちなみに僕も、この3~4年目辺りで挫折し、チームの友達に引き留めてもらいました。
何も成果が得られずに、何も変わらず、ずっと一人で立ち続けることは非常に困難です。
また、このスランプの時期に「好きかどうか」も非常に重要な要素です。
僕は、WEBエンジニアは挑戦の意味でやっているので、軽く長く付き合うようにしています。
今となっては自分の職業をそれなりに好きだと言えますが、何かに勝負していくには、ガチ好きには到底かなわないのを知っているからです。
なので自分のペースを崩さず、同じフィールドには立ちません。
それが、自分の継続の秘訣です。
継続することで、周りにいる人が変わる
青春時代は、ありがたいもので、僕には、「恋愛」というものがありました。
この恋愛がなければ、到底、努力を継続できませんでした。
「何もない自分」から「何かある自分」というものが欲しくて、それが、男として、また恋愛相手に不足がないように、という意味や沢山の思いがありました。※承認欲求です。
ダンスを始めて4年が過ぎた頃、バイトが終わった夜から、誰よりも練習を本気でするようになっていました。
努力する動機がたくさん加わり、無知ゆえの熱中状態です。
また、子供ですから、家庭など、責任を負うものが何もなく、自分のやりたい放題努力できるのですから、本当にありがたい期間だと思います。
まだ、お若い方、本当に時を無駄にしなさんな。
コツコツ積み上げ、変化が起こる
「習慣が10割」の本にもありますが、夢や目標が達成される時は、変化が起きます。
僕の身の回りでも、変化が起きました。
ダンスという目標を設定してから、6年後、「第一線で活躍するトップダンサーと肩を並べる」という状態になっていました。
周りにいる人が変わりましたし、ダンサーとして、自分が認められるようになった結果です。
それは、今までの努力の積み上げと継続があったからに他なりません。
気が付けば、6年経ち、当初、ダンスを始めた人の中で、継続していたのは、僕だけでした。
ある意味、独りぼっちです。
多分、それぐらい「一つの事を成し遂げる」というのは、難しいことなのだろうと感じます。
ダンスは中々、収入にもなりませんし。余計ですね。
最後に
僕は、今でも青春時代の中で、「バカだなー」と思う事があります。
それは、目標を達成した時に、「やっとスタートラインに立ったこと」に気付けなかったことです。
皆さんも気を付けてください。魔物は、いつも自分の心の中にいます。
もし、何かで成功したら、成功した時が「スタートライン」です。
僕は油断したので、気付けば、6年間積み上げてきたものを破棄していました。
なので、WEBエンジニアは軽く長く付き合い、10年経ちますが、絶対に辞めません。
ブログを始めた2020年が、「また、ゼロからやる」という気持ちで取り組んでいきたいと思います。
皆さんも、努力の習慣、頑張りましょー!
では、今回はこの辺で。