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大きく考えることの魔術②: ダビッド・J・シュワルツ

※本サイトはPR表記を含みます。

「大きく考えることの魔術」は、以前、ブログ記事にしていました。

前回大きく考えることの魔術: ダビッド・J・シュワルツ

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本の振り返りをしていて、異常に付箋をつけまくっていたので、ざっと再読し、重要な箇所の書き記しをしておこうと思いました。

あらためて読んでみると、特に 20~30代におすすめしたいな、というような内容だと感じました。

社会に出て「人間関係」という課題を避けて通ることはできないと思います。また、人間関係に悩むことで自身の成長につながったりするのも事実。
(が、クソみたいな上司とか、悩まなくていい人間関係もたくさんありますね...そこがまた悩ましいのですがね、辞めて転職すればいいじゃんという方法が手っ取り早いが、なんでこっちが辞めなあかんねん問題もある)

そうした人間関係にぶち当たりまくるのも20代から30代が中心だと思うので、そんな時は本書を読んで「大きく考えること」の重要性について考え、かつ、行動できれば吉だと思います。

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76: 大きく考えるために忘れてはならないこと

1. 自分を過少評価しないこと。自己軽視をやめなさい。あなたの資質に精神を集中しなさい。あなたは自分が考えているよりもずっと優秀なのだ。
2. 大きく考える人に特有の言い回しをすること。大きくて、明るくて、元気のよい言葉を使いなさい。勝利、希望、幸福、満足を約束する言葉を使いなさい。失敗、敗北、悲しみなどの不愉快なイメージをつくりだす言葉は避けること。
3. あなたのビジョンを伸ばすこと。どうなっているかではなく、どうなりうるかを考えなさい。物事や人びと、また、あなた自身に価値をつけ加えてみなさい。
4. あなたの仕事について大きな視野を持つこと。あなたの現在の仕事の重要性をまじめに考えなさい。今後の昇進は、あなたの現在の仕事をあなたがどう考えているかにかかっているのだ。
5. ささいなことにこだわらないこと。あなたの注意を大きな目標に向けなさい。小さなことに巻き込まれる前に「それはほんとうに重要なことだろうか?」と自分自身に問いかけなさい。

99: 人はあなたを外見で判断する

人間を服装で判断してはいけない。中身で判断すべきだ。とよく言われる。たしかに道徳観としてはまことにそのとおりなのだが、この言葉に惑わされてはいけない。実際には人びとはあなたを外見をもとに判断するのだ。あなたの外見こそが、あなたの評価の第一の基礎となっているのである。

144: あなたに成功をもたらす態度

1. 「私ははりきっている」という態度を育てあげなさい。成果は、それに投入された熱意に比例して得られるものである。あなた自身をはりきらせるたには、次の三つのことをすればよい。
① そのことをより深く研究すること。興味を感じないことであったら、それをもっと研究し、それについてもっとよく知ることである。そうすることによって、熱意が生まれる。
② すべてのことに活気を与えること。あなたのほほえみ、あなたの握手、あなたの話、あなたの歩き方にさえ、活気を与えるのだ。元気よく行動するのだ。
③ よいニュースをひろめること。悪いニュースをひろめて積極的なことをした人は誰もいない

2. 「あなたは重要な人である」という態度を育てあげること。彼らに自分は重要な存在であることを感じさせれば、人びとはあなたのためにより多くのことをするだろう。次のことを忘れないことだ。
① あらゆる機会に感謝の気持ちを示すこと。人びとに、自分は重要な存在なのだと感じさせなさい。
② 人びとをその名前で呼ぶこと
③ 「サービス第一主義」の態度を育てあげ、お金が自然に集まってくるのを注目しなさい。人びとに期待以上のものを与えてやることを、あなたの原則としなさい。

230: 人生の最も重大なときに大きく考えることの魔術を用いるには

1. くだらない人間たちがあなたをおとしいれようとしたときには、大きく考えなさい。世の中には、あなたの失脚を望んでいる人がいるのである。しかし次の三つのことを覚えておけば、このような人たちから傷つけられることはなくなるだろう。
① つまらない連中など相手にしようとしなければ、それはとりもなおさずあなたの勝ちなのである。つまらない人間を相手にすればするほど、あなたの価値は低くなる。大きなままでいなさい。
② 常に狙われていると覚悟しなさい。狙われることは、あなたが成長しつつあることのあかしでもあるのだ。
③ 人を狙うような人間は、精神的には病人なのだということを覚えておきなさい。大きな気持ちを持ち、彼らをかわいそうだと思えばいいのだ。つまらない人たちからの攻撃に対するには、十分に大きく考えることなのである。

2. 自分にはその資格がないなどという考えが忍びよってくるようなときには、大きく考えなさい。
次のことを肝に銘じておくことだ。自分は弱いと感じるときには、弱いのだ。自分が不適当だと感じるときには、不適当なのだ。自分は二流でしかないと考えるときには、二流なのだ。
① 重要に見えるようにしなさい。そうすれば、自分は重要な人間だと考えられるようになる。外からどう見えるかは、あなたが内心どう考えているのかと大いに関係があるのである。
② あなたの資質に注意を集中しなさい。自分を売り込むコマーシャルをつくり、それを活用しなさい。積極的な自分を知りなさい。
③ ほかの人を正しく評価しなさい。相手も同じ人なのだ。恐れる必要など何もない。実際はどんなに立派な人間であるかということを知るために、十分大きく考えることである。

3. 議論や争いが避けられないと思うときには、大きく考えなさい。
① 「正直に言って、このことは議論しなければならないほど重要なことなのだろうか?」と自分に問いかけてみる。
② 口論によって得られるものは何もない。失うものばかりだということを忘れないこと。争い、議論、反目、騒動などは、あなたにとって何の役にも立たないことを知るために、十分大きく考えることである。

4. 敗北・挫折を感じたときには大きく考えなさい。
① 敗北や挫折を一種の授業料と考えなさい。それから学ぶことだ。それを研究してみることだ。そしてあなたを前進させるためにそれを用いることだ。敗北や挫折から何かをつかみだすのである。
② 忍耐強く実験を繰り返しなさい。もう一度もとにもどって新しいやり方でやりなおしてみることだ。敗北や挫折は心の状態以外の何ものでもないことを知るために、十分大きく考えなさい。

5. 仕事についての進歩が止まったと思ったときには、大きく考えなさい。
「私はもっとよくすることができる」と考えなさい。最善は達し得ないことではないのだ。何事であれ、もっとよくする予知は残されているものだ。
だから「もっとよくすることができる」と考えれば、そうする方法が必ず出てくる。「私はもっとよくすることができると考えることによって、あなたの創造力にスイッチが入れられるのである。
あなたの方から最初にサービスすれば、金は自然に入ってくるということを知るために、十分大きく考えることである。
「賢明な人は彼の心の主人となるが、愚か者はその奴隷となる」という言葉をよく覚えておくことだ。

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