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楽天Kobo Libra2 を徹底的にレビュー

※本サイトはPR表記を含みます。


KoboLibra2を購入し、しばらく利用したので、レビューします。年末年始は特に物欲センサーが勃発しますね。まあ、本関連だからよしとしとくか...(正当化)

KoboLibra2: 各スター数

デザイン: 4点
画面の明瞭度: 5点
レスポンス: 5点
物理ボタン: 3点
価格: 5点
システムインターフェイス: 4点
重さ: 2点
専用カバー: 5点

今までの点数の付け方をより詳細にしてみました(他記事も同様にするかはわからんけど)KoboLibraを実際に利用し、何冊か本を読んだ後に点数を付けてみました。ざっとこんな結果になりました。

では、詳細に見ていきましょう。

 KoboLibra2: デザイン - 物理ボタンのベゼル部分のカーブが〇

KoboLibra2は二色の展開があって、黒と白があります(知ってまんがな)で、防水仕様なので、お風呂で読書が習慣づいている方は必須アイテムに近いのかも。

自分はお風呂で(子供二人を洗うのが優先で)まともに身体を洗う時間すらないので、防水である必要はないです。なので、防水機能はプラスアルファかな。肝心のデザインについては、Koboの場合、ページめくりの物理ボタンのベゼル部分が少しカーブかかっているんですね。これが持ちやすい。フラットよりも良いです。
他については、現時点でデザインはKindleなどと比べ、そんなに差異はないのかな、成熟してきているデザインになる無難な形だと思います。
なので、革新的ではないデザイン、これからのデザインというわけでもないので星4点ということにしました。

箱を開封した時の画像。物理ボタンあたりのベゼル部分に軽くカーブがかかっていて持ちやすいです。

画面の明瞭度: 圧倒的な美しさ

正直、画面の明瞭度にここまで違いを感じると思っていませんでした。もとより、今回Koboを買ってみたのは「同じ電子書籍リーダーを使いつづけていると飽きてくるため」です。人は良くも悪くも何でも慣れてしまう生き物。そう、わたくしも飽きてしまうのであります。よって、気分によって電子書籍リーダーを替えて読みたいなあと思うようになり、結果、本を読む習慣が身についたというメリットも教授できました。あと、電子書籍自体を「どこで買うのが一番お得か?」という比較のためでもあります。はい。

で、その気分を切り替えるために購入したKoboLibra2でしたが、ふたを開けてみるとKindleより美しいです。明瞭度がはっきり、くっきり。読んでいて気持ちいいと感じたのは始めてでした。活字だけでも違いを感じることができたのですが、特に漫画が顕著に表れていたように思います。

すいません。あんまり画像では伝わらなかったかもです。汗。

レスポンス: 専用端末なだけにレスポンスは◎

まず、利用していて、「レスポンスが気になるな…」という風に感じることはありませんでした。これはノンストレスで利用できるということにつながるので、とても重要なことです。

ページめくりも遅いと感じることはないし、メニューなどで、本を選んだりしている時もレスポンスが悪いと感じることはありません。

ただし、電子書籍リーダー以外のタブレット、たとえば、みんな大好きリンゴのタブレットとかで比べることはナンセンスです。あくまでも電子書籍リーダー、Eink端末でのレスポンスとしては申し分ない。ということをご了承くださいませ。

ということで、星5点です。

物理ボタン: 他の端末より、物理ボタン上下の距離が遠い

これは、デザインにも関係する話かもしれませんが、他の端末Kindleなどと比べ、物理ボタンの上下間の距離が離れていると思います。個人的にはもう少し距離が近い方がよかったかな。

「次ページ」と「前ページ」では「次ページ」の方のボタンを押す回数が多いと思います。なので、戻る時はそんなに使わないのですが、戻る場合、都度少し親指を伸ばさないといけないのが、たまにキズ。(個人差はありますが)

それと、物理ボタン、防水仕様なのかはわかりませんが、少し硬い。そして、ボタンを押すたびに「カチッ」と音がします。ここももう少し柔らかいしてほしい所。

是非、Kindle2016年の物理ボタンを参考にしてもらいたい所です。(今年までずーっと使っていた端末。6年経ってもボタンの押し心地も最強だった)というわけで、物理ボタンの星数は3点とさせてもらいました。

Booxの物理ボタンはつながっています(これは少し離した方がよいかも)逆にKoboは少し離れすぎている...?

価格: 仕様から考えても安いっ!

正直、Kobo端末安いです。定価は23,980円。え?どこが安いのって?楽天スーパーセールがあるじゃないっすか。約2,000円OFFのセールがあります。ということは、21,980円。えっ?それでも高い...?

いやいや、楽天ポイント見ておくなまし。買い回りをすればするほど倍率ドンですわ。その時によるかもですが、いくらか楽天ショップで日用品を買い回って、その後にチェックしてみてごらんあそばせ。

ポイント還元率はお店によって、変わるので、より高いポイントを貰えるところで買いましょう。これで条件によりますが、5000ポイントぐらい取得できそうです。このご時世、キャッシュレスが普通になってきたので、全然使えます。

それを考慮すると、16,000円ほどで新品が買えちゃいます。それで物理ボタンつきの32GB、防水機能。最強です。星5点。

システムインターフェイス: 全体的に使いやすい

要は、アプリケーション周りも使いやすいか?ということですが、流石に専用端末なだけはあって、最適化がよくなされていました。めっちゃ使いやすいです。

が、難点もあるのが正直なところ。良い部分。悪い部分は以下です。

  • ダークモードはKindleに軍配 → Kindleは上から下スワイプ後、ダークメニューの切り替えができる。Koboは「設定」 → 「下部へ移動」→ たくさんある設定メニューの中にダークモードのチェック欄が存在する(ダークモードへのステップ数が多い&見つけづらい)
  • 本を読み終わるとデフォルトだと「最初に戻る」のが地味に便利。
  • 単語の検索がしづらい&タップ選択精度が悪い
  • 最近のアップデートで上から下スワイプで直近3冊表示は気分によって読み替えることができるため、飽きた時など多読に最適。
  • ハイライトの精度がKindleに比べ、悪い(タップ精度につながる)
  • ハイライトをしたリストからリンクへ移動後、再度ハイライトリストへ戻ると、リストの最初からになってしまう(Kindleは一つ手前のハイライトリスト表示からになる。これが書き起こしなどで地味に辛い)

ダークモードの設定

下記画像はダークモードの設定。「設定」→「下に移動」→「ダークモードにチェック」で有効に。Kindleに比べ、ステップ数が多いのが難点。

上部から下スワイプすることで、最近読んだ3冊が表示される

最近のアップデートで実装された機能らしいです。一つの書籍だけだと飽きる場合があるので、これは多読に便利な機能です。

タップ精度は悪い

下記画像は、例としてハイライトをしてみた画像です。電子書籍リーダーの良さは気楽にハイライトできて、それをリスト参照できること。そうすることで、振り返りもすばやくできるし、どんな箇所が重要だったかがわかります。ですが、みての通り、Koboの場合、ハイライトしようとすると、タップ精度が悪いので、先頭文字の部分が欠けてしまう場合が多々あります。ハイライト機能はよく使う部分なので、結構ストレスでした。

重さ: 寝ながら読むのはツラい

本体重量は215グラム。主観ですが、大体180グラムを超えるあたりから寝ながら片手読書はツラくなる印象です。

まあ、でも物理な本を両手で持ちながらページをめくったり、ということを考えれば、電子書籍リーダーの場合は大抵片手でページめくれるし、しかもナチュラルライトで目にもやさしい。やっぱり便利。

あくまで他の電子書籍リーダーと比べて、「重い」という風に捉えていただければと思います。

専用カバー: 最強説あり

今まで、数ある電子書籍リーダーを使用してきました。でも、専用カバーをガチで使ったのは、2016年KindlOASISの「バッテリー内臓型専用カバー」のみです。ほんまによく出来てました。バッテリーの持ちはいいし、軽いし、着脱はマグネット式で超簡単。アレを超えるものはまだ見たことないけど、なんでAmazonは、着脱充電式専用カバー仕様を捨てたのか理解不能です。

ちと、話が脱線しました汗。KoboLibra2の専用カバーがこんなに使いやすいと思わなかったです。良い意味で裏切られました。

軽いし、専用カバーをつけている状態と、裸のままでも、あまり重量は変わらないように感じます。なので、どちらにしても重いなら?つけて利用した方がカバーを閉じるだけでスリープモードになるので便利。触り心地も◎。中がスエードになっています。気持ちいい。Boox社はKoboのカバーを見習ってほしいなあ・・とかく、他電子書籍リーダー現行モデルの中では専用カバーは最強説あります。

楽天KoboLibra2の専用カバーは思った以上にぺらっぺら。でも、しっかりした作りになっていて、持ちやすいし、軽いし、めくりやすい。紙のニュアンスが出ています。

カバーの内部はスエード調になっています。とっても気持ちいい。他の電子書籍リーダーも基本にしてほしいところ。

Koboストアが現状一番?(年末セール安さはDMMブックスが一位)

Koboストアが現状一番?と思いつつも、実際に蓋を開けてみると、そうでもなかったのが正直な感想です。色々と楽天ポイント系も上限が出てきたり、改悪が多いようですし。

電子書籍の安さだけを追求するなら、年末年始セールのDMMブックスにはかなわない。なぜなら、新刊も含めて50%ポイント還元がほとんど。なかには70%ポイント還元もあります。なので、一概にどの電子書籍ストアがいいのかは判断の基準によっても変わってくるし、一概には言えないかも。というのが持論です。

最適化された環境で読みたいなら多少の値段が高くなってもKindleやKoboストアで購入した方がいいし、逆に電子書籍の安さを知っていると、同じ内容を読めるという意味でも、書店で売っている本はめちゃくちゃ高い。(というかポイント還元などを考慮すると余計高く感じる)なので、使い分けが大事だと思います。

特にKindleのセール対象はポイント還元で、でもKoboでは販売価格自体が安くなっていたり。どこで買うのが一番効率がいいかはその時々で変わります。

どうでもええ話ですが、コレクションの意味合いでKoboのライブラリが少ないし、画面が鮮明なので今のところできるだけKoboストアで電子書籍を買いたいと個人的に思っています。

年末年始セールなどでは、どの電子書籍ストアよりも安いので、おすすめ。Kobo端末では読めませんのであしからず。電子書籍リーダーで読むならBooxよいよ。



最後に

さて、KoboLibra2のレビューをしてみました。いかがだったでしょうか?すでにLibra2は発売されて一年以上経っているし、今年は新製品は発表されていないので、2023年の10月あたりぐらいまでにはLibra3かはしらんけど、新製品が出そうな予感がします。

ただ、KoboLibra2の現時点において、特に不満が見当たらない程、クオリティが高い製品だと思うので、気になる人は購入されることをオススメしますYO!

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