結論から言うと、「可能です」。
何を隠そう、僕自身、30代から未経験採用してもらいました。
現在まで、約10年ほど、WEBエンジニアをしています。
今日は、「未経験WEBエンジニア無理ゲー」という動画が面白かったので、紹介します。
それと共に、僕の実体験も踏まえて、お伝えできればと思います。
目次
未経験WEBエンジニア無理ゲー動画紹介
「未経験WEBエンジニア無理ゲー」
この動画は、「おにぽっぽ」さんの実体験によるものです。
動画内で、僕が気になった項目に沿って、お話をしていきます。
未経験転職市場はプログラミングスクール卒が溢れかえっている
WEB業界の転職市場は、「業界未経験でプログラミングスクール卒が溢れかえっている。」ということです。
これは、今後、IT人材が足りないことを種にして、プログラミングスクールに通わせて、WEB業界に転職したい人から、対価としてお金を得ている企業が大きくなった結果です。
僕が、初めて10年前に転職した時と比べても、明らかにプログラミングスクールは増えました。
WEB関連の企業も、比例するように増えたと思います。
この観点から考えると、IT業界は、明らかに大きくはなっていますし、今後も成長が見込まれる業界です。
なので、プログラミングスクール卒が溢れかえっていても、それが原因で転職できない。という風には、必ずしも直結しないと思います。
ただ、僕が言いたいのは、皆と同じようなことをしていても、差はつけられないということです。
別の記事でも、書きましたが、僕はプログラミングスクールに通ったことはありません。
全て独学で、業務を通して成長してきました。
プログラミングスクールに通うことは、勉強にはなるかもしれませんが、転職を目的に行くのであれば、「ほぼ無意味」ということは忘れてはいけません。
また、そのプログラミングスクールに、高額な金額を投資する価値があるかどうかも考えた方がよいです。
今は昔より、もっと情報が溢れてます。独学でも、やる気さえあれば、できます。
未経験から転職を決めるのは、あくまでも自分次第です。
プログラミングスクールに通えば、転職に少しでも有利という考えは捨てる方が良いと思います。
未経験可の求人は要注意
何を持って、「要注意」としなければいけないのかという観点ですが、ぶっちゃけ、業界未経験であれば、最初はブラック企業に行くという覚悟は持っておいた方が、気が楽です。笑
「要注意」というと、返って、腰が重くなってしまいますが、別に死ににいくのではありません。
僕は、ハローワークで、ブラック企業だらけの中、未経験可ということで、WEBエンジニアの面接を受けにいき、見事に内定をいただきました。その場でw※この時点でブラック。
でもですよ、ここで考えてもらいたいのですが、「何をもってブラック企業とするか」は人のさじ加減な所があります。
僕が、最初に入った企業は、以下のような感じでした。
- サービス残業
- 給与遅延
- 辞める前の半年間は給料なし
- 社長は酒浸りで昼過ぎから起きてくる or 夕方から
一般的な、考え方からすると、「真っ黒」ですよね。笑
でも、僕は振り返っても、この時の職場が一番楽しかったんです。それは、一緒にいた仲間がいたからに他なりません。
一緒に同苦できる仲間がいることは、ブラックな環境でも結構やっていけます。
で、仲間がいるかどうかは、その職場にいってみないとわからないですよね。
もし、いなかったとしても、1年程、歯を食いしばって、WEB開発業務を続けていくことで、「実績」が付きます。
以前の職場でも、未経験で入社した人がいました。半年で契約更新になりませんでしたが、若いだけあって、容易に転職を決めていました。
彼曰く、「半年の実績でも、全然良い年収で提示してくれた。」ということです。
職務の実績がつけば、次への転職に、「プログラミングスクール卒」という溢れかえっているその他大勢からは一歩抜き出ることができるのです。
なので、「未経験可は要注意」は、特に注意する必要はありません。
あ、でも、未経験可のSESは避ける方が良いと思いますが。
※業務委託なので、仲間だと認識してもらえない可能性が高い。それ以外で、未経験OKなら飛び込んでいきましょう。
数か月勉強しただけで、転職は無理
ぶっちゃけ、数か月勉強しただけで転職は無理です。
なので、勉強なんてせずに、未経験OKの企業へ、どんどん応募してください。
ハローワークなり、直接応募なり、何でも良いです。でも、エージェントだけはオススメしません。
なぜなら、エージェントは「転職を成功させる可能性が高い人材を優遇しよう」とします。
転職を成功させれば、採用年収の3割が報酬として、もらえるのですから。(年収500万なら150万報酬)
彼らは、人を使った商売をしています。
自分達の利益にならない人材は、テキトーです。
WEBエンジニア未経験の人を企業が採用するのに、何かメリットがあるでしょうか?
しかも、エージェントを通したら、仲介手数料を30%も搾取されるのですから、そんな求人をエージェントが取り扱っている可能性は極めて低いです。
なので、エージェントは利用しない方が効率的です。
未経験からWEBエンジニアになりたいのであれば、数か月勉強してからじゃなく、今すぐ転職活動をしてください。
入社してからが勝負。一生勉強
勉強は、実際に内定を貰ってからでよいです。というか、ここからガチで勉強していく形が最も現実的だと思います。
最初の内は、「サービス残業は当たり前」という考え方の方が気が楽かもしれません。
長い時間、勉強して、後になって全て自分のスキルとなって返ってきますので、厳密には、「無形資産」となっているのですが。
でも、僕が転職した10年ちょっと前に比べると、労働基準の取り締まりが厳しくなっている傾向にあると思います。
実際、今はもっとホワイトだと思います。※場所によりますが。
ITの仕事をしていくためには、勉強をし続けなければいけません。でも、それは良いことです。
以下、ツイートしました。
IT業界に入ると、ある程度は勉強をし続けないと、技術に取り残されがちになる。
— ふわふわしょうちゃん@主夫WEBエンジニア (@FuwaFuwaShoChan) September 30, 2020
人によっては重荷に捉われがちだけど、勉強の習慣をつけるキッカケが多いことは本当にメリットだと思います。IT以外の事にも、学ぶ姿勢に入りやすいのも良い。
自己向上は大切です😌
僕自身、マネジメントなどをするようになって、数年前のスキルセットは古く感じています。
どこかで、アップデートしたいですが、現実として、家族を持つと自由に時間を使うことは難しいです。
それに業務で必要に駆られてやる方が効率的なのを実感しているので、とりあえず、概要だけ知って、あとは要領よく勉強していこうと考えています。
IT関連で仕事をしていく以上は、何年経っても、勉強は必要になることは覚えておきましょう。
まとめ
- 未経験からWEBエンジニア転職は可能
- プログラミングスクールに転職成功を求めない
- 勉強する間があったら、転職活動の方がよい
今回は、おにぽっぽさんの動画が面白かったので、それに沿ったお話でした。
動画内でもありましたが、プログラミングスクール卒の、その他、大勢のポートフォリオは、企業はどうでもよいのが現実でしょう。
それよりも、人柄であったり、「この人やってくれそうだな」と、感じてもらう方が、内定を勝ち取れる可能性が高いと思います。
転職活動は、厳しいですよね。
僕も、現在はフリーですが、組織には、まだ就こうかと考えています。※仲間になれるので
ですが、40歳を超えると、「企業との完全マッチ」を求められるので、そこもまた難しい課題です。
お互い頑張りましょう。
ではでは、今回はこの辺で。