そんな疑問に答えます。
WEBエンジニアの長期的なキャリアの視点についてです。
目次
小規模とはいえ、僕は上記の目次を一通り経験しています。
その経験を踏まえて、WEBエンジニアになる上で、どういった目標を持てば長期的に必要とされる人材として生き残れるか?
を考えてみたいと思います。
WEBエンジニアのキャリアについてのツイートは以下。
WEBエンジニアの長期的なキャリアについて以下があると思います。
— ふわふわしょうちゃん@主夫WEBエンジニア (@FuwaFuwaShoChan) August 31, 2020
・コンピューター基礎知識
・WEBプログラミング/問題解決能力
・サーバー関連技術
・インフラ系クラウド- AWS
・プレゼンテーション/ブログなど
・リーダーシップ/マネジメント
・教育/採用
大体年齢40ぐらいまでに全て経験したい
一つ一つ簡単にお話したいと思います。
コンピューター基礎知識
コンピューターサイエンティストの学位が必要とは言いません。もちろん僕も持ってません。w
ですが、最低限の知識として、PCがどういう構成で成り立っているのかは知るべきです。
OS・プロセス・メモリやクライアント・サーバーなどの概念
あと、
ネットワークの知識基礎もある程度は欲しい所です。
プログラミングはできるけど、
「自分の端末のIPアドレスやMACアドレスの調べ方やトラブル対処も知らない」
というのは避けたいです。勉強しましょう。
WEBプログラミング・問題解決能力
大体のWEBプログラマ・エンジニアを希望する方はプログラミング学習を必然的に行うはずです。
なので、この話では言語の紹介などはいらないと思ってます。
ただ、大切なのは、
「WEBシステムを開発するのが好き」というだけでは自己満足だということです。
そういう人、実際にいます。
IT技術の本質は「課題解決・効率化」だと僕は考えています。
そのためにどんなロジックを使って解決するか。
WEBプログラミングの文法はしっかり身に付ける必要があると思います。
ですが、WEB技術に翻弄されている人が多いです。(新しい技術覚えたから強引に使いたい衝動など)。
ぶっちゃけ僕はWEBプログラミングより、業務改善のための問題解決提案の方が好きです。
あ、あとすぐ腐るので不要なドキュメントや過剰設計は嫌いです。
サーバー関連技術
開発環境の構築も0(ゼロ)から構築できるスキルを身に付けておくのが良いと思います。
PHPで一番手軽なのはXAMPPなどですぐに構築できてしまいますが、
VirtualBoxなどの仮想環境をVagrantなどを使用して本番環境と全く同じ環境を構築してみる。
とか、
必要なパッケージなど、インストール・コンフィグ設定ができる。
などはプラスになります。
サーバーを触れば、必然的にLinuxのコマンドを覚える必要があります。
何かトラブルが起きた時に、
SSHでサーバーにログインして、エラーログを調べて解決に導くためにはLinuxコマンドは必須です。
キャリアを積むためにも、こうした作業の流れは最低限身に付けておきたいです。
インフラ系クラウド – AWS
WEB開発業務では既に避けて通ることが難しいぐらい、AWS(AmazonWebService - クラウドサービス)の利用が増えています。
数年前のAWS管理コンソールは翻訳すら出来ていなかったです。
今はサービスが増大し、僕も何が何の役目なのか全て把握しきれていません。
ただ、WEBサービスを稼働させるために何が最低限必要なのか、クラウドサービスを駆使して運用できるまでのスキルは持ちましょう。
まずは、AWSクラウドプラクティショナーの資格を取れるぐらいの知識・役割把握があれば良いです。
プレゼンテーション
僕はSNSなどに時間を割かれるのが嫌で興味を持てず、ようやく最近ツイッター(遅すぎw)を始めました。
やり始めて気付きましたが、WEBエンジニア志望の方の学習意欲とアウトプットが半端ないです。
良い刺激を受けるので、早く始めておけば良かったと後悔してます。
僕は今まで業務で必要になった技術を都度インプットし、業務でアウトプットしながらこなす。
という形でしたが、ようやくブログも始めました。
個人メディア(SNS・ブログなど)を作ることは、自分をブランディングしていくことと同義です。
早く始めれれば、それに越したことはないです。
長期的なキャリアの視点では、個人メディアは今後、絶対必要です。
コミュニケーション能力
基本的に社会では誰でも求められる能力です。
いわゆるパソコン好きで、ただ開発が好きな人は、この能力をおろそかにする人もいます。
WEB開発業務は常にチーム戦です。
また、自分のチームだけでなく、他部署の方とも円滑にやり取りを行っていく必要があります。
コミュニケーション能力が高い人は色々な人に相談されると思います(頼られている証拠)。
僕は前職でも開発チーム以外にテストチーム・営業チームにも良く相談してもらっていました。
WEB技術より、こっちの方がむしろ優れているのかも知れません(やりがいを感じるので)。
評価制度でも、項目の半数以上がコミュニケーションに関する事柄だったりします。
やはり、主体的にコミュニケーションを取れる人が評価されます。
リーダーシップ・マネジメント
リーダーシップや、マネジメントの適正は人を選びます。
正直な所、向いている人とやりたくてもできない人の差が出てくると思います。
ですが、年齢を重ねる上で、
どこかで経験しておかないと40歳を過ぎて転職する際、書類審査などで厳しい現実が待っている可能性が高い
です。
また、会社の風土によって「自分を発揮できる・できない」はあります。
僕は前職の評価としてリーダーシップに疑問を持たれていますが、チームビルディング・マネジメントにおいては一定の評価をいただいていました。
ですが、その前の職では小さな部署内での部長職でしたが、マネジメント・教育・採用とガンガンリーダーシップを発揮していました。
やはり、「職場の合う・合わない」は確実にあります。
なので、今いる環境でリーダー・マネジメント経験ができなければ、キャリアを積むために早い段階で転職することです。
別の環境に移る方が、キャリアを積める可能性は全然上がると思います。
教育・採用
新人の方へのIT技術に関することや業務フローの教育、メンバーに対するフォローなどを指します。
例えば、
全くプログラミングができない人材が育ち、会社で積極的に成果を残すようになってくれた。
などは一つの実績になると思います。
また、採用においても採用した人材が早期退職せず、長期的に会社に貢献してくれたことなども実績としてアピールできます。
✅ 補足
中年(40歳)齢層になると、終身雇用制の崩壊、早期希望退職など、日本においては年齢という社会の壁があります。
高齢化と高齢化とわめく割に、民間企業では一定以上の年齢は採用をしないという矛盾が現実にあります。
日本社会は40歳を超えてからは、企業と相当マッチしなければ転職は難しいです。
フリーランスで活動される方は、マネジメントや教育などは必要とされることもあまりないです。
個人メディアの強化や営業窓口を広げられるスキルの方が今後の社会では生き残っていける要素です。
また、個別にテーマを掘り下げることができればブログに書きたいと思います!
タイトル: CAREER SKILLS ソフトウェア開発者の完全キャリアガイド
WEBエンジニアのキャリアについて、もっと深く知りたい方はCAREER SKILLS オススメ本です。 海外のWEBエンジニアの方の本なので社会情勢は違いますが、学べる部分が多いです。 まだアウトプットしていないので、どこかで要約ブログ書ければと思ってます。