こんにちは。ふわふわしょうちゃんです。
今日は、赤ちゃんを無事に産んでくれた、お母さんが産後にかかる負荷についてのお話です。
目的として、夫の男性が仕事中心で、家事・育児に参加できていない人がまだまだ多い現状の中で、お母さんが背負う負荷について知ることで、家事・育児に参加してもらうキッカケを作ってもらえればと思います。
家事・育児の現状
結婚し、子供が産まれて家庭を持つことになれば、生活のために働くことは絶対に必要なことです。
風潮として、母親は家事・育児担当、父親は出稼ぎ担当というイメージが強いです。
ですが、今は共働き世帯が多く、なぜかお母さんが昼間働き、その後も家事・育児も担うという昔ながらのパターンが多いと思います。
正直、お母さん、シンドイっすよ。
今が大分、お父さんも育児に参加するようになり、公園などでも、積極的に参加しているんだろうな、と感じることが多くなりました。
ですが、それでも僕の生活環境でも、大体3割ぐらい。
土日でも、娘と公園に行くと、小さい赤ちゃんを抱っこしながら、もう一人の子供を面倒見ているお母さんが多いです。
人それぞれの家庭の形がありますが、お父さんは仕事なのか、疲れて家で寝ているのか知りませんが、「お父さんは何やってるのかなあ」といつも感じてしまうのであります。
僕は、昭和の人間は、社会の高度成長期にあたり、残業するのが当たり前で、モーレツ働くのが美談とされてきたので、今の50~60代含め、家事・育児に深く参加している人は少ないと思います。
そんな人達が、社会を動かしているのですから、女性に負荷がかからない社会にならないわけがないというのは、原因があって、今の結果になっているのは明白だと感じています。
僕の母親も、パートで働きながら、ほぼワンオペで3人の子供を育ててくれました。
親になってから気づきますが、本当に頭が上がらない思いです。
無事に出産がゴールではない
子供を産むのも女性しかできない役目です。妊娠中も、すくすく赤ちゃんが育ってくれればよいのですが、心配ごとは尽きません。
ウチは切迫流産になりかけ、妊娠してから半年間ものの間、横になった状態で、全く動くことができませんでした。支える人がいなければ大変です。
出産も、長時間にわたる苦痛に耐え、寝ずに赤ちゃんを、この世に誕生させる難行です。
産まれてくる状態が上下逆だったらしく、無事に産まれてきてくれるのか、冷や汗をかきながら、傍で見守ることしかできない自分が歯がゆかったのを覚えています。
そして、無事に出産ができたものの、そこから、赤ちゃんの育児が待っています。
「あー産まれた産まれた、良かったね。じゃあ、皆でおいしいもんでも食って帰ろっか」というわけにはいきません。
休憩する暇なんぞありませんから。
出産後にお母さんにかかる負荷
今、おかげさまで、娘は3歳半になりました。
僕も大分、落ち着いて物事を考えれるようになりましたので、出産後にお母さんにかかる負荷は、ざっとこれぐらい思い付きます。
- 母乳を約3時間おきごとにあげなければいけない ➡ 睡眠不足
- 女性ホルモンのバランスが崩れ、精神的に不安定になる
- 24時間育児に対しての責任感と不安
- 生活のための家事
- プラス共働きなら、昼間働く
逆に、よくありそうな、お父さんのパターンを考えてみます。
- 仕事
- 残業から帰ってきたら、風呂入って、飯食って寝る。➡ 全部自分のこと
- ホルモンのバランスとか考えること自体皆無。なので、妻がなぜ苦しんでるのか理解できない。
- あわよくば浮気 ➡ クソ過ぎw
クソ過ぎて、もはや名前を覚えていませんが、イクメン気取りの政治家が、妻が妊娠中に浮気していたとか、芸人の誰々が公衆トイレでチョメチョメするとか、失笑レベルです。そら批判受けるわ。
産後に母親のホルモンバランスの急激な変化によって、全体の3割の人が「産後うつ病」にかかってしまいます。
ジェットコースター並みにホルモンが変化してしまうので、精神不安定になってしまうのも、無理ありません。
もはや、産後うつや、精神的不安定は、自己責任ではないことを男性は知ることが重要です。
家事・育児の基本全て父が背負う姿勢が理想
ですので、「仕事が忙しい、仕事を簡単に休めない。」そうした事情を言うことは簡単です。
現実問題として、妻である母親を支えるのが、夫の役目です。
もはや、「なんでもやらせてもらう姿勢」でないと、親としての役目を果たすことなどできません。
僕も、仕事と家庭の天秤の中で、再々悩みはしましたが、妻が子供を産んでくれてからは、ある意味、自分のキャリアを捨てて、家事・育児を優先しています。
家庭の形は人それぞれなので、そこは二人で納得いくまで話し合って、あくまで妻の不満が出ないように、答えを出しておくことが大切だと思います。
妻に納得してもらっている上で、仕事に集中させてもらえるなら、それはそれでOKだと思います。
ですが、育児は、ずっと抱っこをしていたり、力仕事的な要素もたくさんあります。家事・育児は、基本的に全て男性がやることが理想なのが結論です。
どうしても、できない役目(母乳とか)以外は、積極的に手助けすることが、妻の精神的不安などの緩和につながり、産後うつなどの回避につながります。
女性の体は、子供を産んでから1年もの間、産後うつになりやすいので、十分に夫が妻のケアの役目を担ってください。
まとめ
- 産後うつは自己責任ではない
- 「子供のために仕事をより頑張る」は、空気読めない人
- 家事・育児は「なんでもやらせてもらう」姿勢で臨む
- 子供が産まれると、しばらく休む暇はないと覚悟を決める