こんにちは。ふわふわしょうちゃんです。
先日、ツイッターで面白い記事を見つけ、共有しました。
面白い記事、コーヒー器具ほすい…
— ふわふわしょうちゃん@主夫WEBエンジニア (@FuwaFuwaShoChan) December 16, 2020
1台36万円でも100台が完売、“アップルの中枢を知る男”が立ち上げたコーヒー器具メーカー|DIAMOND SIGNAL https://t.co/bqkOLBqNVK @d_signal_jpから
僕は、この記事を読んで、「クリエイターってこういうことやんなあ」と思い、1台36マソのコーヒーグラインダーが欲しいなあ、と思いながら、良い刺激を受けていたので、忘れないように記事にします。
同じ、モノづくりをする立場の方は、良い記事だと思うので、是非、読んで見てくださいね。
ダグラス・ウェバーという人物
ダグラス・ウェバーはアップルに12年間程、在籍していて、「iPod Nano」のリードメカニカルエンジニアだったようです。スゲー
学生時代のインターンで、アップルからのオファーを一度断って、日本の九州大学に留学しました。
九州の焼き物の文化に惹かれた模様です。この時点で、惹かれ方が何か変わってますよね。
で、帰国後に再度、アップルからオファーがあったようで、そこからアップルで働く様になったみたいです。
僕、単純に思うのですが、フツー一度断ったオファーもう一回届くことってあります?
アップルの人材を見つける凄さというか、この時点で、日本企業とは、かけ離れているような感を受けました。
そして、現在、ダグラス・ウェバーは福岡県に住んでいます。
日本って、こんなクリエイターの方にも、「住みたい」って思ってもらえる程、良い文化や環境があるんだなーと思いました。
がんばろう、日本。
クリエイターって、なんぞや
僕は、WEBエンジニアになってから、自分にとって、「ロールモデル」と思える人物に出会ったことって本当にないんですね。
以下、ツイートです。
僕はWEBエンジニアになってから、その業界で有名なエンジニアを見てはきてますが、「こんな風になりたい」って思う、ロールモデルは一人も出会ってません。
— ふわふわしょうちゃん@主夫WEBエンジニア (@FuwaFuwaShoChan) December 21, 2020
特に、若い方ならロールモデルを見つけることは大切だと思います。
なぜなら、努力する起爆剤の一つになり得るからです。
出会いは大切ですね。
これって、何でもないようで、重要なことだと考えています。
目指したい人物がいることで、自分が到達したいラインが具体的にイメージできます。
なぜ、そう言えるのかというと、ダンサーの頃はロールモデルがいたからです。
なので、ツイートにも書いていますが、ロールモデルを見つけることは、結構大切なことだと僕は考えています。
WEBサービスでもクリエイティブだなと思うサービスは、いくつもありますが、結局、使用しているのは、Googleであったり、YouTubeであったり、ごく限られたサービスだけです。
ダグラス・ウェバーは、この記事を読むだけで、明らかに、純粋なクリエイターだと思います。アップルでの実績があるからこそとは言えますが。
でも、遠すぎる人物なので、ロールモデルになりにくい。
よく、スティーブ・ジョブズが、ロールモデル的な人物だと言う人が、WEB業界でもチラホラいますが、身近じゃない存在、しかも、今はこの世に存在しない人物なのですから、よく、その人を目安に何かを目指すことができるなあと思っています。本当かなあ。
「こんな風になりたい」って、なんらかで同じ空間を共にできる存在であったり、少なからず接点があり得る人物であることが、必須条件だと僕は感じますね。
ダグラス・ウェバーが、クリエイティブなのは、実際にアップルに在籍していた時代があって、ジョナサン・アイブや、スティーブ・ジョブズが身近にいて、会話する機会があったりで、良い刺激を貰い、モノづくりを追求していける環境があったからこそ、クリエイターとしての力が養われたのではないかと、僕は思います。で、独立し、自分の好きなコーヒー器具づくりを追求する。クリエイターとして、カッコいいですよね。
WEBエンジニアになって、色んな人を見てはきていますが、もっともっと一緒にいたいとか、一緒に何か作ってみません?とか思える人って、ほんまに少ない。なので、今も僕はボッチです。
日本にイノベーションが生まれない理由
記事の中で、ダグラス・ウェバーが「日本にイノベーションが生まれない理由」について、答えていました。
答えは、「メーカーのトップがエンジニアではないから」です。確かにその通りですね。
パナソニックも、HONDAも初代の経営者の方は、エンジニアだった。
いつまでも寿命があるわけではないから、いずれは交代する時がくる。
営業出身の方がトップに立っても、エンジニアの気持ちや思考を、本質的に理解できるわけではないということでしょうね。
結果を見てみると、至極納得した答えでした。面白いなあ。
そして、ダグラス・ウェバーが、パナソニックと、アップルでインターン生として、働いていた時、日本には、年功序列の壁を感じたようです。
本当KS(KUSO)ですわ。僕も日本人でありながら、この意味のわからない、「とりあえず、年上は偉い感」が続くのにウンザリしている一人であります。
年上、年下限らず、尊重されるべきです。尊重はされるべきですが、偉いかどうかは別でしょ。という感じですね。
また、アップルの場合、思い付いたアイデアは「とりあえず作ってみる」文化だといいます。
本当にそれが良いかどうかは、作ってみないとわからない。その考え方、大好きです。
そして、100%あるアイデアと試作品の内、採用されるのは1%らしいです。
その採用を決めるのは経営者である、ジョブズのようです。
そりゃ、エンジニアの目が無けりゃ、正しい判断下せんわね。
この辺り、日本で優秀なクリエイターの方は、組織で苦しんでいる方、少なからずいるのではないでしょうか。
クリエイティブな分野でも、出る杭が打たれるのは、嫌なものです。
日本では、失敗することを良しとしていなかったり、何かを作るにも、上長の許可が必要だったりしがちですね。
この辺りを追求していくと、もう、国の教育レベルの話になっていくので、この辺りで終えておきたいと思います。
最後に
ダグラス・ウェバーの記事を読んでいて、気になった項目を拾い上げて、感じたことを書いてみました。
WEB関連の職種も、沢山ありますが、受託の開発のお仕事とか、お客様の求めるシステム開発をしなければいけないので、自分からアイデアを形にしていく仕事とは、かけ離れています。
また、そうしなければ、お仕事として成り立ちにくいのも事実。
自分の中から、湧き出てくるアイデアを、常に試させてくれる環境があれば理想ですよね。
僕は、どちらかというと、そういう挑戦をしたいと考えている人なので、今後もWEBエンジニアとして腕を磨きつつ、いつか、そんな環境を自分で作り出せたらいいなーと思っています。
では、今回はこの辺で。