こんにちは。ふわふわしょうちゃんです。
先日、以下のツイートしました。
WEBエンジニアも皆「人」です。なので、何でも否定的な会話しかできない人は、敬遠されがちになりますよ。
— ふわふわしょうちゃん@主夫WEBエンジニア (@FuwaFuwaShoChan) January 14, 2021
「その構成じゃ、AWS使っている意味なくね」
「なんでこんなコードの書き方なの?」
言い方によりますが、こんな考え方もあるよと、提案をした上で話すことができれば信頼を得やすいです😌
たまーに、いるんですよ。WEBエンジニアのキャリアを積んでいくことで、段々と、「自分だけの思考が正しい」と勘違いする人が。
その延長線上に浮かび上がるのが、「人に対して否定的」であるということです。そんなテーマに触れていきたいと思います。
稀にいる、イケてないエンジニアあるある
WEBエンジニアとして、成果を上げていけるようになれば、少しずつ自信が生まれてくるものです。
そして、タスクの難題に頭を抱え、その壁を超えることができる度に、脳内にドーパミンが発生し、気持ちのよい状態になります。
皆さんは、そんな経験ありませんか?
僕は、幾度も感じたことあります。
そんな中で、「俺って、結構何でもできるかも」と、考える人も少なくないのかなと思います。
なんせ、詰まっていた所を動かせるようになると、気持ちいいので。
WEB開発業務は、一人で最初から最後までやるということは、非常に稀です。
開発は一人だったとしても、それを依頼する、「プロダクトマネージャー」がいるはずだからです。
そして、開発チームとして、複数人で開発を進めることも、よくあることです。
そんな中、他人の書いたコードに対して、否定的になったり、自分が使っている開発ツールの方が、優れているとか、何でも「自分が正しい」という意見をぶつける人がいます。
もし、あなたに心当たりがあるとしたら、それは大きな問題です。
「周りからウザがられる、イケてないエンジニアへの道」を突き進んでいることになりますので、気をつけたい所です。
否定的な人は、人に敬遠されがち
ことあるごとに、人が行った作業に対し、否定的な意見しか述べない人は、信頼を得るどころか、「一緒に働きたくない」と敬遠されがちになります。
例えば、
- コードレビュー時に「なんでこんな書き方なのか?」とは問うが、「こんな書き方もあるよ」とは話してくれない。
- システム構成をみて「なんでこんな構成にしたの?」とは問うが、「こんな構成の方が、効率的だよ」とは話してくれない。
どんな職場でも、「否定的な人」と一緒に働きたくないですよね。
良くも悪くも、知識をため込むことができるIT関連の仕事は、知識を貯蓄できるが故、慢心に陥ってしまう人が比較的多いと思います。
そして、そんなイケてないエンジニアに限って、知識の共有をしたがりません。
WEBエンジニアとして、腕を磨いていくためには、人に教えること、共有も欠かせません。
なぜなら、「人に与えることが、本当は自分に与えることと同じ」だからです。
WEB開発業務をしていて、
「なんでこんなDB構造なんだろう?」
「なんでここにメソッドがあるんだろう?」
「なんでこんな名前なんだろう?」
と、他人が考えて実装したものを、否定する癖がついていませんか?
提案を持って、肯定しつつ、良い指摘の仕方を覚えましょう。
誰でも、怒られること、否定されることで気分が良くなる人はいませんから。
知的作業は、提案を持って接すること
WEB開発業務は知的作業です。よって、力作業のように、「姿が直に見える作業」ではないため、働いている姿を横で見ながら学んでもらうことは難しいです。
もし、人が考えたコードや、構造に違いを感じるのであれば、それは「提案」をしてあげるべきです。
要求通りに動作している以上、効率が悪くとも、そのコードに間違いはありません。
構造も同じです。そんなDB設計しないよね。と感じていても、要求の問題解決をしている以上、それは正しい。
だけど、運用も含めて、長期的に運用していくために、どうすれば効率が良いのかは、その先の問題です。
なので、一緒に働いているメンバーに対し、「肯定と提案」をもって接することができる人が、良いWEBエンジニアだと、僕は考えています。
先ほど、述べたように、知的作業は横で見ていて、簡単に盗めるものではありません。
どんな、意図があって、その構造になっているのか、はたまたコードになっているのか。
プレイングマネージャー、CTO、テックリード、ポジションは何でも良いですが、メンバーを育てていく立場の人間は、なおさら、メンバーに対し、否定的になっていないのか、改めて見直してみましょう。
そうした行動がとれている人は、周りのメンバーからの信頼も厚いはずです。
常日頃の行動・心掛けを大切にしていきたいものですね。
まとめ
- エンジニアも「人」である。人間関係が大切なのは、どの業種でも一緒
- WEBエンジニアとして、知識と応用が利き始めると、「自分が正しい」と思いがち
- 指摘は常に「肯定と提案」を持って、メンバーに接すること