一人身だと、よくありますよね。何を隠そう、僕も30代前半まで好き放題に時間を使っていました。
ですが、「時間を有効に使えるかどうか」で、大きく将来が変わります。
わかっていても、ダラダラしちゃう方に向けて、是非、読んでいただければと思います。
一人暮らしは至高の時間
WEB企業で就業している方の平均年齢は20代、30代前半が多いです。
その大半の人がまだ、家庭を持っていないので、業務時間を長く使えます。
若い方は普通に仕事をして、あまり何も考えずに今を過ごしている方も多いと思います。
僕は年齢40歳を超えました。世間でいうと確実に「おっさん世代」です。
若い人達に強く言いたいのは「一人暮らしは至高の時間」だということです。
「そんなのわかってるよ。。おっさんに言われたかねー」
はい。言われたくないのはわかります。楽しいことに没頭する有意義な時間も必要です。
でも、繰り返しますが、本当に一人身の時間は「至高」だと断言できます。
その事実をあなた自身が自覚し、「もっと有効に時間を使おう」と考えてくれれば、それほど嬉しいことはありません。
一日中を一人でコントロールできる時間が与えられているのですから、やはり「有効に使うべき」だと思います。
人間は基本的に「楽」をしたい生き物です。そして変化を嫌います。
なぜなら、生命を守るための潜在意識として必要だからです。
なので、どうしても保守的になるのは自然な流れです。
ですが、思い通りの人生にするためには、大抵の場合、長期的な努力を必要とします。
であれば、若い内に、気付いて行動する方が、成功確率が上がるのも明白です。
与えられた時間の中で、勉強したり、将来の目標の事を考えてみたり、目標に向かう努力に時間を投資したり、やれることは沢山あります。
僕がオススメする至高の時間の使い方を上げておきます。
- IT系読書 or 哲学系読書
- 土日は図書館に行く習慣をつける
- SNS運用を考える
- ブログでアウトプットを行う
上記の4つを数年間、継続させるだけで、人生変わると思います。
「一人の時間」はスケジュールを自由に決めることができるので、可能なことです。
ただ単に、流れていく時間を過ごしていくだけでは、本当に勿体ないです。
ゲーム・SNS・映画など娯楽は罠
皆さんにも、時間を忘れる程、楽しいことがありますよね。
僕もゲームが大好きです。
僕がWEBエンジニアになった一つの要因に「PCの苦手意識を克服するため」がありました。
なので、苦手な事と長年付き合っていくために、息抜きであるゲームは欠かせませんでした。
実際に質問をいただき、以下、ツイートしました。
yukaさん、おはようございます☀️
— ふわふわしょうちゃん@WEBエンジニア・メンター (@FuwaFuwaShoChan) September 21, 2020
そうですねー🤔僕は自分が大好きだったこと(ゲーム)と、辛いことを天秤にかけることで、継続しました。休日は思いっきりゲームする。とか。そうすると業務で集中できたり。オンオフの使い分けですかね。
踏ん張り過ぎるとダメですよ。継続が一番大事です😌
でも、時間の浪費は半端ないです。
YouTubeなども、今は目的意識がないと、どんどん時間を食い荒らしていくコンテンツだと考えています。
映画を一本見るだけでも、2時間も人生の資源をとられてしまいます。
「人生から娯楽、楽しみをとってどうすんねん」
と思いますよね。そうです。人生は楽しまないといけません。ですが、僕がここで言いたいのは「バランス」です。
楽しいことを続けるのは簡単で、すぐに習慣化されてしまいます。時間を忘れて没頭することができます。
WEB開発の仕事も楽しくて、常に没頭できれば良いですが、難題に躓いたり、勉強ばかり必要な時があります。
そんな時はストレスを感じ、イライラしてきますよね。
息抜きに楽しみは適度に必要です。
また、大体、趣味を仕事にしてしまうと、楽しめなくなる。という事実もあります。
僕は実際、趣味だったダンスを仕事にした時は、楽しくない時が多くなり、やめてしまった一つの要因でした。
自分の好きなことを精一杯やることは人生を楽しむ一つの醍醐味ですが、大切なのは、
できるだけ「消費者側」の楽しみはほどほどにして、
「生産者側」の楽しみを多いに味わうことができれば、
あなたという人としての魅力も増えます。
娯楽は基本的に「消費者側」のコンテンツです。
ハマりすぎて、自分の人生を惑わされないようにしてください。
家族(子供)を持つと生活は一変する
家庭を持つこと、すなわち結婚することは、生活面では、お付き合いしている状況とさほど変化はありません。
お互いが大人ですし、自立してますので。
問題は「子供が生まれた時」です。僕は今3歳の子供がいますが、生活は一変しました。
これは経験者じゃないと想像がつかないと思います。
独身の皆さんに、育児の仕事が入ることで以下の負荷がかかることを知っておいてほしいです。
以下の項目です。
- 子供中心の生活になるので今までの習慣化・スケジュールが白紙になる
- 夜、まともに睡眠がとれない日が続く
- 育児に手をとられて、勉強など、まとまった時間がとれない
- 一つの事をやる、例えば、散歩の用意だけで20分以上時間を浪費する
- 土日は全て家事・育児で終わる
- 子供が寝る頃には、既に自分も疲れ、作業をする体力が残っていない
ざっと、これぐらいの負荷がかかってきます。
子供は、その負荷以上に幸せな時間を与えてくれるのは確かですが、自身の社会におけるキャリアとしては、犠牲にしなければいけないことがたくさんある事実を知っておいてほしいです。
たとえ、睡眠を削って勉強時間に充てても、頭が回っていませんし、無理をすれば大病にかかる恐れもあります。
翌日、子供と接することも睡眠がとれていない状態だと、イライラしやすく、子供に迷惑をかける状態になってしまいます。
僕自身、社会的なキャリアは子供が生まれてからすぐは、中々割り切ることができませんでした。
今は親になって数年経ち、犠牲にできることと、犠牲にしてはいけないものを少しずつ明確に切り分けることができつつある。と感じています。
独身の方や、仕事を理由に育児に参加できていない方に、本当に声を大にして言いたいですが、
「育児は大変」
です。
それを、生活のためであっても、仕事を理由にお母さん一人に任せるのはナンセンスです。
「それじゃあ、仕事を犠牲にすると生活できないよね」
となりますが、IT関連の仕事をしていれば、リモートで仕事はできます。
他の業種より、はるかに柔軟性のある働き方ができます。
そして、人生のフェーズに育児の時期がやって来ても、柔軟に働く環境を作り上げることができる様に、
一人暮らしの至高の時間の時に、自分を磨き上げておく必要があるのです。
人生の逆算で、上手く時間を使うようにしなければいけません。
世の中の男性で育休が取れている実態は2019年で、たったの7.48%ですよ。
こんな大変な育児仕事をママ一人に基本任せるとか、どうなってんねん日本。やばいやろ。
男性の育休取得率は7.48%。「恥ずかし過ぎる水準だ」
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0cd43ace510d8076cd9a32d8a9cf183e9f57553
はっきり言って、仕事は楽です。
なぜなら、自分でスケジュールを立て、自分で効率化を図り、仕事をコントロールできるからです。
育児は、24時間「人」と接しなければなりません。しかも、自立した大人ではない。
相手は思うように動けないし、動かない。コントロールできないものです。それが続けば、ストレスを感じる時も多い。
僕は子供が生まれてから、ほぼ全ての育児をさせてもらっています。
今では、何をするのにでも僕でないと、娘は嫌がります。
社会は僕がいなくても回っていきますが、家庭は僕がいなければ、回っていきません。
どちらを選ぶかは明白です。
有意義に時間を使えることは、本当に幸せなことなのです。無駄にしないようにしましょう。
時間は有限。誰でも「中高年時代」は来る
皆さん、分かり切っていると思いますが、時間は有限です。でも、
頭でわかっていても、心でわかっていない人が圧倒的に多い
です。
もちろん、僕にも若い時代はありました。でも、今は40代です。中高年時代は誰にでも必ず来ます。
その時に「自分がどうありたいのか」は、明確に持っておいた方が良いです。
僕も20代、30代と自分が何に向かっていけば良いかわからない状態が続いた時がありました。
気が付けば、もう一年が過ぎている。そんな感覚にもなったことがあります。
皆さんは、まだ若いです。年配の方からすれば、僕も若い。時間は止まりません。
時間は止まりませんが、僕らの心は思考によって、止まることもあれば、進むこともできます。
ぜひ、時間と共に前に進んで成長できるような、時間の有効な使い方をマスターしてください。
後悔しないように、今日から、今から意識をより良く変えて、沢山のことに挑戦していきましょう!
まとめ
- 一人で悶々とした毎日を過ごしているかもしれないが、人生のステージから見ると、黄金時代だと言えるほど、至高の時間であることを自覚すること。
- 消費者側の娯楽は、罠である。できるだけ「生産者側」として楽しめることが理想。
- 子供を持つと生活は一変する。睡眠・スケジュールなど組めることなどありえない。自由に勉強できる大切さに感謝する。
- 中高年時代は誰にでも訪れる。できるだけ、早めに賢明な時間の使い方に気づくこと。