BOOK LIFE

電子書籍より紙の本を選ぶようになった話

※本サイトはPR表記を含みます。

こんにちは。ふわふわしょうちゃんです。

皆さん、本読んでますか?データによると、読書離れが加速し、「日本人口の約半数以上が1年間に本を1冊も読まない」という現状があるようです。

リアル本屋さんも持続的な経営が難しいし、電子書籍はもう一つの本と触れ合う形で提唱されてはいるものの、紙の書籍とはまた比べるのも違う(別カテゴリ)だな、と思う今日この頃です。記事タイトルは同じ読み物として、比較しているような言い方ですが、それはさておき汗。

で、今回は最近電子書籍ではなく、紙の本の良さを改めて感じていることがたくさんあるので、それについて述べていきたいと思います。

読書は自分をまだ見ぬ世界を連れてってくれるもの。本記事を機会にまた本と触れ合う時間を少しでも増やすことができればいいですね。

紙の本は電子書籍より図々しい

電子書籍は一つの端末にいくつもの本を持ち歩くことができるので、それはそれで便利です。しかし、そのスマートさがネックになるとも感じています。

本は買うだけ買って、積読になる本もたくさんあります。本は購入しても、その時に読むこともあれば、「読み時」を得るまで眠っている本も多いです。

でも、電子書籍の場合は積読どころか、タイトルが多くなればなるほど、積読パーセンテージは跳ね上がる気がしています。それは多分、「データ化」されているから。

要は日常生活において、目に触れる機会が少ないほど、読まれない確率が高いと思います。

電子書籍でも紙の本に近い金額を支払っているのだから、それではもったいないなあと、意識的に読書をしようと心がけるのですが、たとえページを開いても、なんとなくフェードアウトしてしまう。

電子書籍の最適化なんてされてなかったら、そこから日の目を浴びずに終わってしまうなんてことはザラです。

紙の本はというと、まず第一に物理的な存在感があります。なので、積読になっていても本棚にさしておくだけで、部屋を見渡すと比較的目につきやすいし、「あー、いずれ読まなきゃ」とか、なんとなく手に取ってパラパラとめくったりなど、電子書籍よりも、本の内容に触れやすいと思います。

ある意味、その図々しさを改めて認識しつつ、最近僕は本を購入するときは必ず紙の本にしている理由の一つです。

子どもたちのために

僕には娘が二人いてます。自分は読書の大切さに気づかないまま30を過ぎてしまったので、どうしても本を読む子に育ってほしい、という親の勝手わがままな願望があります。

昔から漫画本を中心にコロコロコミックとか、少年ジャンプ、マガジン、アニメばかりだったとしても、本を読むこと自体はどちらかというと好きな方でした。(かといって、教養を養うような本は読んでないけど。。)

最近も本を読んでいると、やっぱりいろんな気づきがあります。記憶に残っている本、残らない本も含めて、読書には「読んで損した」という側面はないような気が個人的にはしてます。

子どもに「本を読め」と強要すると、「絶対に読まないマン」になるのは目に見えているので、なんとなく家に本があって、なんか、「おとうは本が好き」だったなあ。。というのを記憶のどこかに残すためにはどうしたらいいんだろう?と考えた結果、最初は場所をとらないミニマリスト的な電子書籍が好きでしたが、今は意識的に紙の本を買って、本棚に並べておくようにしています。

音楽もアナログの良さがある。それは本も同じ。

ひと昔前を考えてみると、現代はデータ化されているものが多いですね。僕は音楽もアナログなレコードが大好きだった時期もあり、バイトで得たお金を全てレコードを買う費用に使い果たしてしまったりして、いわずもがな、あと先考えないアホな生活をしていました。

デジタルサブスク時代になった今、感じることは洋楽では中々アーティストの名前が覚えられなかったり、誰がトラックメイカーなのか、このレーベルはどういう展開をしてるのかな?とか、逆に昔の方がお金を出しているし(1枚1枚レコードを買ったり、ミックステープ買ったり)、洋楽の有料マガジンを買って読んでいる方が覚えていたなあ、と思っています。

自分が興味あること、好きなことをなけなしのお金を投資することで、アーティストの知識も得ることができた。それは本も同じだと思うのです。そして、電子書籍で安く購入するよりも、少し高めの本を買って、もったいない精神を出して著者はどんな経歴の持ち主なのか、どういう内容で主張はなんなのか、今の自分にどう活かせそうなのか、とか、いろいろとアンテナを張り巡らせることも「紙の本の方が長けている」と感じています。

もちろん、電子書籍でもそれができないわけじゃない。あくまでも個人的にそう感じている、という話です。

本自体を読まれなくなった昨今

https://rkb.jp/contents/202409/191454/ や、いろんな記事で見かけることが、「読書離れ」ということが各年代とも起きている模様です。

  • 20代: 約52.3%
  • 30代: 約54.4%
  • 40代: 約51.2%
  • 50代: 約46.8%
  • 60代: 約44.1%

こんな感じっぽいですね。理由は以下のケースが多いみたいです。

スマートフォンやタブレットの普及: 多くの人がスマホやタブレットでのコンテンツ消費に時間を費やしている。
仕事や勉強の忙しさ: 特に30代から40代の人々は、仕事や勉強で忙しく、本を読む時間が取れない。
視力低下や健康問題: 50代以上の人々は、視力低下や健康問題が原因で読書を避ける。
読書の楽しさを感じない: 若い世代では、読書が「つらい」と感じる人が多い。他の娯楽に時間を使う方が楽しい。
読書の機会が減少: 学校や家庭での読書の機会が減っている。

理由を見てみると、「そりゃそうだわな..」と感じますね。とくに読書は活字を読みつつ、内容を把握するよう「頭を使うこと」前提なので、どうしても脳はラクしたいんだけど。という方向へ流れるようになります。それよりも直感的に楽しいと感じる娯楽に興味を持ってしまうのは当然の帰結ともいえると思います。

たぶん、それ(頭を使うツラさ)以上に何かを得ることのメリットや、何かを強く知りたい欲求がそのツラさを上回った場合に、読書が成立するものだと思いますし、それが習慣にまで落とし込めた人は、別にそこまで意識的に取り組まなくても、「いやいや、読書楽しいしフツーでしょ」みたいな感じで好きで読んでいるのだろう、と感じています。

そりゃ、別になーんにも悩みとか解決したいものもないし、平和だし、それなりに生活楽しんでるし、という人は意識的に読書をしなくても、楽しい娯楽が現代はたくさんあるので趣味に時間使ってもいいよね。ということで読書なんてしなーい。という人が多いのも納得。

特に正解なんてものはないですけどね。でもなんか、読書離れがこんなに増えているのは少し寂しい気がするのはなんでだろう?

歴史を振り返ると、戦争も全体主義が生み出す可能性が高くなるし、みんながたくさんの知識を持って、国民一人一人が教養が深いある意味「つよつよマン」だったとしたら、話は変わってくるのでわ。。?歴史は繰り返さなくて済むのでは、と思ったり思わなかったり。

なので、やっぱり読書は意識的に取り組んだ方がいいよね。という個人的な見解で終えたいと思います。

まとめ

自分は読書を始めたをきっかけはKindleなどの電子書籍リーダーを興味本位で購入してから始まったと記憶してます。

安価な値段でたくさんの本を小さな媒体に読みやすく本を持ち歩けるの最高じゃん!的な思いをもって読書していたと記憶しています。

ですが、そのおかげで紙の本の良さを改めて知ることができました。自分にとってはどちらがいいとか主張するつもりはなく、自分が気に入った形でとりあえず「読書をもっと身近に感じること」が大切なのだと思います。

これから読書に挑戦したい人は、紙の本が続けられなければKindleなどを購入して、読む環境に多様性を持たせた方が飽きがこないと思います。
そして、疲れたらゲームなり、ほかの大好きな趣味なりすればいい。自由でいいんだぜ!!ということで。

↓ 読書メモにも最適です(そういえば、KindleScribeのレビュー記事とか書いたっけな..)

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