2023年6月25日 BooxPage が海外で発表されました。いくつもの Boox製品を渡り歩いてきた筆者が、今回 BooxLeaf2 の事実上上位版とも言える「BooxPage」の考察レビューしてみます。
■ この記事を書いた人
BooxNova2時代からの古参ヘビーユーザー
過去にBoox製品の6台も所有。(我ながらスゲー物欲センサーw)
Boox製品レビュー記事も多数あります。(よろしかったら「Boox」で検索ボックスから検索してみてね)
そんな電子書籍リーダーおたくの考察なので信頼性あり。ただの紹介では終わりませんぜ。
目次
結論:買いかスルーか
最初に結論です。「買いかスルーか?」。。「だらららららら....だんっ!...「買い」です!」笑。
ただし、買い対象をどんな人か?それは以下のような人。
- ちょうど BooxLeaf2 欲しかったけど買いそびれていた。
- BooxLeaf2 の不満があって買い替えたいと思っていた。
- 電子書籍リーダーの物理ボタンがついたものが丁度ほしかった。
正直、BooxLeaf2 の不満があって買い替えたい人というのは、金銭的に余裕があればオススメです。が、別に余裕なんてない人は、無理して買い替えるレベルではないという風に思います。(わたくし?もち、ほすいです。)
ちなみに、気になるお値段は..249.99ドル。日本円で 約36,000円 ほどとなります。スペックを考慮すると良い価格設定かなと思います。
最新情報: 日本でも既に発売開始しています!
本体価格: 39,800円
専用マグネティックケース価格: 5,800円
Boox Page / Boox Leaf2 徹底比較
BooxPage と BooxLeaf2のスペック比較です。
BooxPage: 249.99ドル | BooxLeaf2: 199.99ドル |
7 インチ電子ペーパー スクリーン | 7 インチ電子ペーパー スクリーン |
クアルコム オクタコア CPU | クアルコムクアッドコアCPU |
3GB RAM + 32GB ROM | 2GB RAM + 32GB ROM |
2,300mAhバッテリー | 2,000mAhバッテリー |
マグネットカバー対応 | スナップインカバーをサポート |
microSDカードをサポート | microSDカードをサポート |
内蔵スピーカー | 内蔵スピーカー |
公式のスペック表と比べ少し略しました。(他気になる方は 公式サイト の方へどうぞ)
スペック比較で大切な所は太字にしています。今回の考察レビューの話題となる箇所となります。
比較してみると、さほど大きな差はないように思いますが、やはり「CPUとメモリが上がった所」が一番注目されやすいでしょう。
ですが、実はもう一つあります。それは「マグネティックカバーに対応した」という所。それでは、一つずつ見ていきます。
見どころ①: スペックが上がった
Boox製品を作る onyx 社はユーザーの声を取り入れるのが上手です。多分、BooxLeaf2 の不満点の一つだった、「レスポンスの悪さ」の改善に向けて、基本仕様はそのままに、CPUとメモリを一段階アップさせた形になりました。
BooxPage: クアルコム オクタコア CPU → CPU8個
BooxLeaf2: クアルコムクアッドコアCPU → CPU4個
単純にCPUが倍の4つ増えたから4倍になるのか?、といったらそうではなく、多分体感的には1.5倍ぐらいがせいぜいかと思います。
が、それでも嬉しいアップ仕様。えっと、触ってみたいです。
次、メモリを見て見ましょう。
BooxPage: 3GB RAM + 32GB ROM
BooxLeaf2: 2GB RAM + 32GB ROM
こちらは記憶容量は同じ。メモリが1GB RAM上がった感じで、さほど変わっていないように感じますが、これ、レスポンス的に体感が変わってくる気がします。
BooxNoteAir など、もうワンサイズ大きな機種に搭載されているメモリ量になります。 BooxNova3Color も同じはず。過去に所有していた端末で操作時にレスポンスが気になったことは無いです。なので、ノンストレスに操作できることが期待できます。触りたいです。
でも、個人的に BooxLeaf2 のレスポンスで満足いっているといえば満足しているのが現状。全然使えるレベルなので。
「もっと快適に使いたい!」という欲が止まらない方、もしくは、まだ所有していない方は間違いなく BooxPage だと思いますが、すでに BooxLeaf2 を持っている方なら、そこまで必要じゃないかも?です。
見どころ②: 専用カバーがマグネティック式になった
きました。個人的に一番の見どころです。過去の BooxLeaf2 のレビュー記事で、専用カバーのことをけちょんけちょんに言ってたんですね。なので、このマグネティック式の専用カバーに替えてきたところは、「まさか、わたくしの記事を読んでるんちゃうか?」といううぬぼれを生むぐらい、嬉しい仕様変更です(フツーに多数のユーザーからの意見だろうけど)
BooxPage: マグネットカバー対応
BooxLeaf2: スナップインカバーをサポート
「KindleScribe」の専用カバーもマグネティック式なんですよね。それに寄せてきた?のかどうかはわかりませんが、これはかなり期待できそう。
実際に手に取ってみなければわかりませんが、後は実際に触った感じがどうなのか。ですね。えー、触りたいです。
裏面がスエード風なら合格。BooxLeaf2 の専用カバーのようなトイレの昔の掃除する時に使うカポンカポンするゴムっぽい仕様なら、しばいたろか。となります。
見どころ③: バッテリーが少し容量大きくなった
最後にチェックしておきたい所。それは「バッテリー」です。
BooxPage: 2,300mAhバッテリー
BooxLeaf2: 2,000mAhバッテリー
専用カバーの次に不満を持っていたバッテリー。ほんまに2,000mAhあるんかいな?っていうぐらいにグングン減っていきます。
Androidを動かすのによほどバッテリー消耗するのか、原因はよくわかりませんが。
BooxPage は 2,300mAh となってますので、この辺りもユーザーの声を拾ったのではないか、と思われます。
バッテリーは正直、「3,000mAh」ぐらい欲しいです。300mAhのアップでは、体感できるぐらいバッテリーが持つのかどうかは疑問です。
この辺り、最新の KindlePaperwhite や、KoboLibra2 などは、バッテリーの持ちがいいので(専用プラットフォームに最適化できているからなんだろうけど)よくできているなあ、という印象。
ですが、ちゃんとユーザーが求める理想の製品を作ろうとする姿勢は評価できると思います。
最後に
これから、購入を検討している方なら間違いなく「BooxPage」をお勧めします。
できるだけ安価で!という方にはメルカリなどでちょいちょい BooxLeaf2 が約3万円程で売りに出されているので、それを買うのもアリ。
多分ですが、日本での発売価格は、BooxLeaf2 で34,800円だったので、おそらく BooxPage は 39,800円 あたりが妥当かと。(うーん、もうちょい高くなるんかな・・しらんけど)→ ビンゴだったw
Boox製品は初期設定や使い方さえ、クリアしてしまえば、とても良い製品なので、自信を持ってオススメできます。
本体価格: 39,800円
専用マグネティックケース価格: 5,800円
さいごに、BooxLeaf2 の初期設定(BooxPageも同じOSなので基本的に応用できるはず)